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Apple関連ニュース
スティーブ・ジョブズがWWWの発明に一役買った?知られざる物語
Appleの共同創業者で前CEOの故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)は、衝撃的な数の業績によって今も多くの人の記憶に残っている。しかしインターネットが世界的に普及するために最も重要な役割を果たし、我々が今現在空気のように触れているワールドワイドウェブ(World Wide Web、以下WWW)の発明に、スティーブ・ジョブズの働きが役立っていたことはあまり知られていないかもしれない。最近レンセラー工科大学(Rensselaer Polytechnic Institute)で行われた、CERNソフトウェア技術者でありWWWの発明者であるティム・バーナーズ・リー(Tim Berners-Lee)へのインタービューにおいて、Apple、いやスティーブ・ジョブズファンにとっては何とも魅力的な物語が語られていることがBusiness Insiderで紹介されている。バーナーズ・リーは当時、世界中に散らばっていたさまざまなオペレーティングシステムで動いているそれぞれのコンピュータに蓄積されているデ […] -
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一目瞭然!TheVergeによるiOSの歴史を振り返る動画
今やアメリカでも半分近くの人が使っているiPhone。そのiPhoneに搭載されているオペレーティングシステム、iOS。今年のWWDCで発表されたiOSはiOS8と、バージョンは既に8になっているが、それではiOSの歴史とはどんなものだったのだろうか。そしてiOSは最初はどう呼ばれていたのだろうか?TheVergeが、Apple(アップル)のiPhone OS〜iOS8までの歴史をまとめた動画を公開している。リンク先はこちら。この動画によって、我々はiOSの歴史を一覧することができる。幕開けはもちろん、あのスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)のキーノートだ。初代iPhone(iPhone 2G)が発表されたあの伝説的なプレゼンテーション。GSMのみのため日本ではついぞ発売されなかったが、私はすぐに飛びついた(中国で)。そして動画の中では、その今は亡きスティーブ・ジョブズや、iOSの父だがApple内の勢力争いやiOS6のMapsアプリの失敗で同社を解雇されたスコット・フォーストール(Sc […] -
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Appleの元シニアデザイナーが明かす、Apple成功の理由
Apple(アップル)は非常に厳重な秘密主義を貫いており、基本的に外部の人、そして内部の人までも同社のデザインの流れについては知る方法がなかった。しかし最近、Appleで7年間シニアデザイナーを務め、ユーザエクスペリエンスの専門家だったMark Kawanoが、Fast Companyのインタビューに答え、そこでApple内部の真実が暴露されている。そんなMark Kawanoが語った内容をテーマ別に紹介していきたい。■Mark KawanoApple内部の濃密なデザインカルチャーKawanoは、1点だけ多くの人がAppleを誤解しているところがあるという。というのは、Appleがこれまでこれほどの優秀な製品をリリースできてきたのも、社内に世界最強のデザイナー集団とデザイン工程を備えているからだというものだ。しかし事実はそれとは大きく異なるらしい。Kawanoは「実際はそれは社内のカルチャーによるものなんだ」と語る。Kawanoによれば、Appleの一人一人の従業員が、デザインが製品に占める重要 […] -
Apple Watch
これがAppleが初めてデザインした腕時計デバイスだ!
もし今年Appleが噂の腕時計型ウェアラブルデバイス”iWatch”を発売したとしても、驚くべきことではないのかもしれない。というのも、iWatchは実は初めてAppleが開発した腕時計型通信機器ではないからだ。既に伝説的となっているAppleの元デザイナー、Hartmut Esslingerが最近出版したAppleのデザイン史を振り返る本を見れば、Appleが既にかなり早期に腕時計型デバイスをテストしていたことがわかるのだ。上の写真は、上記Esslingerによる「Keep It Simple: The Early Design Years of Apple」からのものだ。腕につけるデバイスの上に小型のキーボードが搭載されており、これと無線ヘッドセットデバイスと一緒に動くものとされている。この小型のキーボードには全部で12個のキーがあり、10個の数字以外にはリターンキー(Enterキー)とシャープキー(#キー)がある。ヘッドセットデバイスも非常にシンプルなデザインで、マイクを搭載しているという […] -
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アンジェラ・アーレンツが早くもアップルストア店員から「Appleそのもの」と評判…
Apple(アップル)の前任の小売担当上級副社長だったJohn Browettは近年最も評判の悪い同社の幹部の一人だった。John Browettはその小売担当上級副社長の地位に1年も留まれなかったことは、彼自身がその仕事に向いていなかったことを表しており、同社CEOのTim Cook(ティム・クック)はBrowettが就任してから9ヶ月で彼を追い出している。Browettが解雇された後、Appleはその地位にあたる人を長く探していたが、最終的に同社が選んだのはBURBERRY(バーバリー)の前CEOであった、Angela Ahrendts(アンジェラ・アーレンツ)だった。アーレンツは今月正式にAppleの幹部に加わり、そのプロフィールが同社の公式サイトにも掲載されている。そして早くもアーレンツはApple公式の小売店、Apple Storeの従業員からの評判が上々のようだ。海外メディアの情報によると、アーレンツが就任した後、既に多くのサンフランシスコのApple Storeを訪問したが、その時 […] -
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Appleのbeatsの買収でデジタル音楽業界の全てが変わる?
Apple(アップル)がbeatsを買収するという情報が、ここ2日間テクノロジー業界でのホットスポットとなっている。当ブログでもbeatsのDr.Dre(ドクター・ドレー)とAppleのスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)のチャット映像について取り上げたばかりだ。GigaOMの記者Janko Roettgersは、「多くの人がまだAppleが本当にbeatsを買収するかどうかについてわかっていないが、唯一間違いなく肯定できることは、この取引が成立すれば全てのデジタル音楽業界の発展を変えることになるだろう」としている。一体どういうことだろうか?Roettgersによれば、こういうことだ。「これから12ヶ月の間に、デジタル音楽の世界は全く違うモノになるだろう。新しくできた会社が何とか消費者に毎月10ドルを払わせるために説得する時代は終わり、大会社が消費者に対して彼らのデバイスやプラットフォーム製品を買わせるよう説得する時代になるのだ。このデジタルミュージック業界は更に大きくなるだろう。そして […] -
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Dr. Dreとスティーブ・ジョブズのiTunesとiPodに関するチャット動画…
Appleがヘッドホンメーカーのbeats by dr.dreを買収するという話で盛り上がっている昨今(旅行中のため遅くなったので記事にできなかった)、9to5Macの記事によると、beats by dr.dreの代表のDr. Dre(ドクター・ドレー、アンドレ・ロメル・ヤング)と、Apple(アップル)の前CEOの故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)の、過去のAppleイベント内でのビデオiChat動画が発見された。スティーブ・ジョブズがまだ癌の治療をしておらず顔がふっくらしているところを見ると、少なくとも数年前の動画のようだ。話している内容はiPodとiTunesに関する事だ。つまりDr. Dreのbeatsとスティーブ・ジョブズのAppleの関係は数年前にさかのぼれるのだ。このことについてジョブズの伝記にはこのような素晴らしい引用がある。「恐らくDr. DreがAppleの本部にジョブズを訪ねに行ったときが一番奇妙なミーティングとなった。ジョブズはビートルズとディランが好きだった […] -
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スティーブ・ジョブズがCNBCの過去25年で最も影響力のあるリーダーに選出される
9to5Macの記事によると、Appleの共同創業者で前CEOの故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)が、過去25年で最も影響力のあるリーダーのNo.1として選ばれた。マイクロソフト(Microsoft)のビル・ゲイツ(Bill Gates)は2位に収まっている。これはCNBCの25周年に合わせて行われる企画で、ここで見ることができるようだ。なお、トップ25はこんな顔ぶれだ。1. Steve Jobs2. Bill Gates3. Alan Greenspan & Ben Bernanke4. Sergey Brin, Larry Page & Eric Schmidt5. Jeff Bezos6. Warren Buffett7. Oprah Winfrey8. Mark Zuckerberg9. Jack Bogle10. Larry Ellison11. Rupert Murdoch12. Jack Welch13. NR Narayana Murthy14. Howard Sch […] -
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Appleの往年の名機「Lisa 1」が来月ドイツのオークションに登場!高額取引…
来月ドイツでオークションが開かれ、そこでAppleの往年の名機、「Lisa 1」が出品されることがわかった。その競売成約希望価格はなんと42,000米ドル(420万円)だ。Lisa 1は1983年にApple(アップル)からリリースされたパーソナルコンピュータだ。その名前は同社の共同創業者で前CEOの故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)の娘の名前から命名され、まだMacintoshが販売される前で、Lisa OSが搭載されていた。当時としてはかなり先進的な機能と操作性を備えていたのだが、動作の遅さや価格の高さ(当時1万ドル、日本円約233万円)などの理由で商業的には失敗し、在庫の殆どが税金対策のために埋め立て処分をされてしまったことで有名だ。ドイツのテクニカル・アンティークスを専門に扱うオークション業者「Team Breker(日本語サイトはこちら)」のUwe Brekerは、「Apple 1が現代のコンピュータの始まりというのは全く信じがたい。Appleは多くのコンピュータ製品を作り […] -
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Appleはインド市場では苦戦、元CEOジョン・スカリーが分析
最近、Apple(アップル)の元CEOのジョン・スカリー(John Sculley)がインドで自社の新しい携帯を売り込んでいることは以前の記事に書いた。ジョン・スカリーといえばAppleからスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)を追い出した張本人で、それ以外にもいくつかの失策によってAppleの凋落を招いたことで知られている。スカリーは自社携帯のインドでの販売プロモーションをするためのメディアインタビューで、なぜAppleが安い新型携帯を投入してインド携帯市場を取りに来ないのかを解説しているので紹介したい。ちなみに統計によると、インドは現在で最もスマートフォン市場の成長速度が速い国で、12億人の人口と18%のスマートフォン浸透率を抱える国となっている。そしてインドのスマートフォン市場ではSAMSUNG(サムスン)が圧倒的に強くシェア率は40%、それに対してAppleはたったの10%に留まっている。スカリーの言い分としては、Appleは非常に高い利益率を求めると共に、製品の品質に対する要求も […] -
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Appleのエンジニアが明かすFaceTime誕生秘話
Apple(アップル)が2010年にWWDCでiPhone4を発表したとき、更にもう1つ、ビデオでリアルタイムに会話ができる機能が紹介された。またその当時のCEOだった故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)が、再度イベントの最後の”One more thing”というやり方で、この機能を再度紹介したのだった。この機能は今では言わずと知れたFaceTimeのことだ。FaceTimeを使えば、非常に簡単にビデオチャットをすることができる。初めはiPhone4のデバイス間のみで可能で、またWi-Fiしかサポートしていなかった。その後、AppleもこのFacetimeを他の製品に搭載するようになり、Mac、iPhone、iPod TouchやiPadでもFacetimeができるようになったほか、Wi-Fiだけでなくパケット通信を使うこともできるようにするなど、その機能の開放を続けている。このFaceTimeを開発したエンジニアが、ロバート・ガルシア(Robert Garcia)。AppleとSA […] -
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「Appleは一番を争わない。よりよい製品を作るために」ティム・クックの言葉
本日、Apple(アップル)は2014年2Q(会計年度)の財務報告会議を開いた。その中で発表された具体的な内容については、他のニュースサイトに既に多く出ているのでここでは割愛させていただく。当ブログでは、その財務報告の中で、Appleのティム・クックが記者に対して質疑応答の中で回答したことが印象深かったため、それについて取り上げてみたい。昨年と同様、今年もAppleは6月にデベロッパー向けイベントWWDCを開催し、そこで重大ないくつかの発表を行う予定だが、既に6月まで待てないユーザは、なぜAppleは早く製品をリリースしないのか、そして早く製品をリリースすることで機先を制してシェアを取りに行かないのか、と疑問を持っているだろう。これに対して、CEOティム・クック(Tim Cook)が会議上で答えを出している。クックは、Appleはディテールを重視する会社で、Appleのユーザが予想していた品質レベルを大幅に超えた製品を作り出したいと考えているとした。彼はAppleが初めてMP3プレイヤーを販売し […] -
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AppleとGoogleはATMのようだ!?元CEOジョン・スカリーが語る
ペプシコーラ社やApple(アップル)社の元CEOジョン・スカリー(John Sculley)が、インドで携帯ブランド「Obi」を立ち上げ、同国のメディアでのインタビューに答え、一時はダイナミック・デュオ(Dinamic Duo)と呼ばれるほどの2者巨頭体制を共に築いた、Apple社の共同創業者であり元CEOの故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)を解雇したのは、「大きな過ち」だったことを認めたことは昨日の記事に書いた。そんなスカリーが、更にインドのメディアの取材に答えており、現在の携帯業界をリードするAppleとGoogle(グーグル)の関係やそれに関する彼自身の視点などにも及んでいることがわかった。スカリーはこのように語っている。「GoogleとAppleはまるでATMのようだ。カネはどんどん途切れることなく稼げる。しかしGoogleのリスクはAppleより高い。Appleは最後まで諦めない会社であって、プロダクトの面から言えば今年はAppleにとって非常に大事な一年となるだろう。今 […] -
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Appleの元CEO、ジョン・スカリーがスティーブ・ジョブズの解雇について語る
現在は飛ぶ鳥を落とす勢いのApple(アップル)だが、同社共同創業者のスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)がNeXT社から戻ってCEOに復帰するまでは、身売りまで計画に入れるなどの絶望の淵を歩いていたことを覚えていた人はいるだろうか。Appleの元CEO「ジョン・スカリー(John Sculley)」。この名前を聞くと、少なからずこれまでのAppleの歴史を知っている人は、ペプシコーラの社長をやっていた彼がスティーブ・ジョブズに、あの超有名なセリフ「このまま一生、砂糖水を売りつづけるのか、それとも世界を変えるチャンスをつかみたいか?」(Do you want to sell sugar water for the rest of your life, or do you want to change the world? )」と誘われ、1983年にAppleの社長に就任したが、その後1985年にその自らをAppleの社長にとりたててくれたジョブズと意見が悉く対立し、最終的にジョブズの会長 […] -
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「スティーブ・ジョブズの死はiPhoneを攻撃する最大のチャンス」米Samsun…
先週から続いているApple(アップル)のSamsung(サムスン)を相手取った特許訴訟。AppleとSamsungは、現在テクノロジー業界の中で最大のライバルでもありながら、実はSamsungにとってAppleは大きな顧客でもあり、またAppleとしてもSamsungからの部品の供給があるため、完全に喧嘩別れはできないという複雑な関係を持つ。そんなAppleの共同設立者であり、前CEOの故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)は言うまでもなくカリスマ的存在で、1985年にいったんAppleをクビになるが、NeXT社やPixar社のCEO、そしてディズニーの株主等の経歴を経て、1997年に請われてAppleに復帰した後、iMac、iPod、iPhone、iPad、そしてMacBook Airなど画期的な製品を次々と打ち出し、絶望の淵にあったAppleを世界で最も価値が高い会社にまで大復活させたのは、今更ここで長々と語るまでもないだろう。韓国企業Samsungは、そんなAppleの成功にのっ […]