Appleは”Apple Remote Desktop”の最新バージョン3.9をリリースした。このバージョンでは2016年にリリースされたMacBook ProのTouch Barをサポートしていることが最大の特徴で、また暗号化されたコンピュータ及び資格情報の書き出しや復元ができるようになるという新機能も追加されている。
更にApple Remote Desktop 3.9では操作性、互換性、信頼性が改善されており、全てのユーザにアップデートが推奨されている。
Apple Remote Desktop 3.9の新機能・改善内容
バージョン 3.9 の新機能
- コンピュータおよびユーザの資格情報の暗号化されたリストを書き出したり復元したりできます
- 管理者がアシスタントカーソルを使ってリモート画面上の項目に注意を引くことができます
- MacBook Pro (2016) コンピュータ向けに Touch Bar のサポートが追加されます
- OS X Yosemite 10.10.5 以降のクライアントと通信する際のセキュリティが強化されます
- OS X Mountain Lion 10.8、OS X Mavericks 10.9 または OS X Yosemite 10.10.4 以前のすべてのバージョンのクライアントと通信するためのオプションの互換モードが追加されます
Apple Remote Desktopでネットワーク上のMacを便利に一括管理可能
Apple Remote Desktopはネットワーク上のMacを管理するのに最も有効な手段といえるだろう。ソフトウェアの配布やエンドユーザにリアルタイムでリモート操作サポートが可能になり、また詳細なソフトウェア・ハードウェアレポートを作成することができ、日常管理業務の自動化もできる。それらがサーバは必要なく自身のMac上でできてしまうという手軽さだ。
Apple Remote Desktopでネットワーク上のMacを便利に一括管理可能
Apple Remote DesktopはApple公式アプリで価格は9,800円。Mac App Storeでダウンロードできる。また既にApple Remote Desktopをお持ちの方は、3.9へのアップデートについてMac App Storeからプッシュ通知が来ているはずだ。セキュリティのアップデートもあるので、よほどの理由がなければ必ずアップデートしておきたい。
記事は以上。
(記事情報元:Moshbox)
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