今年は例年と事情が違います。無印の【iPhone 18】は2027年3月まで出ないとみられ、9月に出るのはProと折りたたみだけで、しかも値上げがほぼ確実です。この並びだと「新型が出るまで待とう」という毎年の定石が、今年は裏目に出かねません。むしろ今のうちにiPhone 17を買っておいた方がよさそう、という話を、値段と下取りと中身の三つの面から整理してみます。

待つほど高くなる、今年の値動き
例年であれば、新型が出た時点で旧モデルが値下げされるか、型落ちとして安く買えるようになるもので、「発表まで待つ」のが基本でした。
ところが今年は、メモリ価格の高騰でiPhone 18 Proが200〜300ドル(約3.2万〜4.8万円)値上がりすると見られていて、上のモデルが上がればその下の価格帯も引きずられ、待つことによる金銭的な得は今年はほぼ消えるわけです。iPhone 17は799ドル(約12.7万円)からで、この価格は当面この水準が続くと見るのが自然です。
下取りは、待つほど値が下がる
もう一点、見落としやすいのが下取りで、手持ちの端末の下取り価格は新型が出るたびに一段下がるもので、9月の発表を待ってから買い替えると買う側は高くなり、売る側は安くなるという往復びんたを食らうことになります。買い替えを考えているなら、動くなら早い方が有利です。
そもそも無印iPhone 18は半年待ち。しかも中身が心配
「Proは高いから無印を待つ」という選択肢についても、今年は分が悪そうです。まず単純に、無印iPhone 18の登場は2027年3月とみられていて、今から半年以上先です。そのうえ、原価が上がっている以上どこかで帳尻を合わせる必要があり、無印18については画面の輝度が下げられるとか、チップの等級が落とされるといった見方も出ています。半年待った挙げ句、今のiPhone 17より見劣りする、という展開すらあり得ます。
ソフト面でも、待つ意味はあるのか
待つ理由としてもう一つ考えられるのが、iOS 27の高度なSiri機能で、これには12GBのRAMが要るとされています。ただし、無印iPhone 18のRAMは9GB止まりという予想もあり、そうなると無印18を待ってもその機能はお預けのままです。待った先にあるものが、待つ理由を満たすかどうかは、まだ分かっていない、ということですね。
では、今買うなら何がいいのか
以上を踏まえると、多くの人にとってはiPhone 17が現実的な選択肢で、機能、性能、価格の釣り合いが取れていて、今の価格が今後上がりこそすれ下がりにくい、という状況だと思います。
もちろん、以下に当てはまる方は9月を待つべきです。
- Proシリーズが欲しい(9月に出ます)
- 折りたたみに興味がある(9月発表、ただし発売時期は要注意)
- 今の端末がまだ十分に動いていて、急いでいない
中国・香港で買う場合は、もう少し様子を見る手も
ここからは中国在住者としての補足です。中国本土版と香港版については少し事情が違って、中国市場は競争が激しく、旧モデルの値引きが日本よりはるかに大胆に行われるうえ、新型の発表後にはiPhone 17が中国国内の販売サイトで大きく下がる可能性も残っています。
また、今年は値上げ幅が市場ごとに変わる可能性があり、中国本土版の上げ幅が米国より小さく抑えられるという展開もあり得ます。この場合、9月以降に中国本土版・香港版・日本版の価格を見比べてから決めた方が得になることもあります。
当ブログでは例年、発表後に3地域の価格と仕様を突き合わせた記事を出していて、今年もやりますので、中華圏での購入を考えている方は、そちらを見てから判断されるのが確実だと思います。
なお、無印iPhone 18が来春に回るという件については、こちらの記事にまとめています。
記事は以上です。
(記事情報元:MacRumors)
※記事中の画像はイメージです。実機や実際の施設の写真ではなく、生成AIで作成したものです。
円換算は1ドル=159.42円(三菱UFJ銀行が2026年8月14日に公表した対顧客外国為替相場の仲値TTM)で計算しています。

