【iOS 27】で、Androidユーザーとのメッセージのやり取りがようやくまともになります。RCS Universal Profile 3.0に対応し、特定のメッセージに返信する「スレッド返信」と、絵文字リアクションが正しく機能するようになるとのこと。緑の吹き出し相手にリアクションを送ると変な通知文が飛んでいた、あの現象が解消されます。

何が変わるのか
スレッド返信が使えるようになります
メッセージを長押しして「返信」を選び、返事を書く。これがAndroid側にも本物のスレッド返信として届くようになります。会話が入り乱れているときに、どの発言への返事なのかがはっきりします。
リアクションが正しく表示されます
メッセージや写真への絵文字リアクションが、そのままリアクションとして表示されます。これまでは相手側で「◯◯さんが△△に👍を付けました」といった通知文になり、会話が余計な行で埋まっていました。あれがなくなります。
これまで何がダメだったのか
AppleがRCSに対応したのは2024年9月、iOS 18からでした。ただしそのとき採用したのはUniversal Profile 2.4という版で、インライン返信の仕組みがそもそも含まれていませんでした。
つまりRCSを有効にはできるものの、Androidの相手とスレッド形式の会話はできない状態が2年続いていたわけです。今回ようやく3.0に上がって、そこが埋まります。
なお、コミュニティの報告によれば「編集」と「送信取り消し」は依然として使えないようです。全部が解決したわけではありません。
使うための条件
- iPhone 11以降
- 送る側と受け取る側、両方のキャリアがRCSに対応していること
- 設定 →「アプリ」→「メッセージ」→「RCSメッセージ」がオンになっていること
厄介なのは2つ目です。自分のiPhoneがiOS 27でも、相手のキャリアが対応していなければ意味がありません。RCSは結局のところキャリア次第という構造なので、そこは変わっていません。
中国だと、そもそもメッセージを使わない
ここからは中国在住者としての話です。
正直に言うと、中国国内で暮らしていると、この改善の恩恵を受ける場面はほとんどありません。連絡は微信(WeChat)で完結するからです。仕事も、家族も、店との連絡も、宅配便の受け取りも全部そこにあります。SMSが来るのは認証コードと広告くらいのものです。
ただし中国の通信各社は、RCSを「5G消息」という名前で以前から推進してきました。ですので、キャリアの対応状況という点では素地はあります。相互接続がどこまで機能するかは別として、条件の一つは満たしやすい環境ではあります。
むしろこの改善が効いてくるのは、日本にいる方や、海外とやり取りする方でしょう。日本ではAndroidの利用者も多く、家族や職場に緑の吹き出しの相手がいるのは普通のことです。「いいね」の通知が延々と流れてくる煩わしさから解放されるのは、地味ですが確実な改善です。
iOS 27は9月に
iOS 27は現在ベータの最終段階にあり、9月のiPhone発表イベントの後に正式版が配信される見込みです。RCS周りは派手な機能ではありませんが、毎日使う部分の使い勝手が上がる変更なので、個人的には歓迎しています。
記事は以上です。
(記事情報元:MacRumors)
※記事中の画像はイメージです。実機の写真ではなく、生成AIで作成したものです。
