iOS 27で、カメラ画面の上に並んでいる操作のボタンを、自分がよく使うものに入れ替えられるようになります。MacRumorsが9月10日に公開されたRC版で見つけたもので、カメラ画面の右下にある、6つの丸が図柄になったボタンを押して、そこからEditを選ぶと編集画面に入る、という流れです。フラッシュ、Live Photos、アスペクト比、タイマーなど、候補は最大で12種類あります。

| 選べる操作 | 何を調整する項目か |
|---|---|
| フラッシュ | 撮影時の発光 |
| Live Photos | 写真の前後の動きや音の記録 |
| アスペクト比 | 写真の縦横の比率 |
| タイマー | シャッターを切るまでの待ち時間 |
| 露出 | 写真の明るさ |
| フォトグラフスタイル | 写真の色やトーンの作り方 |
| フィルタ | 写真に加える色の効果 |
| 深度コントロール | 背景のぼけ具合 |
| ナイトモード | 暗い場所での撮影 |
| センターフレーム | 対応機種での人物の収まり方 |
| ファイル形式 | 写真を保存する形式 |
| 共有ライブラリ | 写真の保存先を個人用・共有用で切り替え |
新しいiPhoneを買わなくても使える
今年の発表に合わせて出てくる機能というと、たいていは新機種だけのものなのですが、これは違っていて、MacRumorsによればiOS 27が動くiPhoneならどれでも使えるとのことです。手持ちの端末が対応していれば、9月14日に予定されている正式版に上げるだけで、そのまま自分のカメラ画面を組み替えられるということですね。ただし、並べられる項目はその端末が持っている機能の分だけですから、機種によって選択肢の数は変わります。
どの操作を手前に置くか
使う人によって置きたいものはまるで違うはずで、動画も残したい人ならLive Photos、三脚を立てて家族を撮る人ならタイマー、料理を明るめに撮りたい人なら露出、といった具合に、自分が撮影のたびに探しているものを一番手前に持ってくるのが正解になります。逆に、普段は何も考えずシャッターを押すだけという人は、並んでいる項目を減らして画面を広くする、という使い方もできますね。
小龍的にはこう思った
小龍的には、これは地味ですが今年いちばん日常に効く変更だと思っています。カメラの新機能というと、どうしてもセンサーが何メガピクセルだとか、可変絞りが載っただとか、そういう派手な話に目が行くのですが、実際に写真の出来を左右しているのは、撮りたい瞬間にすぐシャッターを押せるかどうかで、設定を探している数秒のうちに子どもは動きますし、料理の湯気は消えてしまいます。
料理を撮るのにタイマーやフラッシュの位置をそのつど探す、という手間は、Androidでは何年も前から解決されていたものでもありますから、ようやくか、という気分ではあります。
画蛇添足 One more thing…
ちなみに、この編集画面には初期状態へ戻す項目も用意されているそうなので、気軽に試して、合わなければ元に戻せます。こういう「元に戻せる」設計になっているかどうかで、新機能を触ってみる人の数はずいぶん変わると思うのですが、Appleはその辺りをよく分かっているなと思いますね。
記事は以上です。
(記事情報元:MacRumors)
※記事中の画像はイメージです。
