本日の台湾Digitimesの報道によれば、Apple(アップル)のパートナーGT Advancedが次世代iPhone「iPhone6」の5.5インチモデル用にサファイアガラスディスプレイを支給するという。
ただ、GT Advancedは現在まだ2,500個しか結晶体生成溶解炉を持たず、そこに処理工程が成熟したとしても、2015年に4,500万枚しか5.5インチディスプレイ用サファイアガラスを生産できないという。
また1枚ごとのコストは30米ドル(約3,000円)となるという。
以前のメディアやアナリストの予測でも、サファイアガラスはiPhone6の高級バージョンにしか採用されないというものはあった。今回のDigitimesの報道から、5.5インチディスプレイモデルにのみ採用で、しかも4,500万台にしか採用されないとなるとかなり5.5インチモデルの希少価値が高くなりそうだ。
なお、5.5インチモデルの名称はiPhone6 Proとなる、という噂もある。
これまでの報道では、GT Advancedは既にiPhone6のサファイアガラスの大規模生産に入っているというものもあったが、あまり量産ができないとなると5.5インチディスプレイモデルの発売時期が後ろにずれ込む可能性もある。
既に京セラは米国Verizonとの共同モデルでサファイアディスプレイを搭載したスマートフォンをリリースしているし、ファーウェイ(Huawei)も同じくサファイアディスプレイを搭載したスマホを販売している。彼らはどのくらいの数量を量産できたのだろうか?
記事は以上。
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