AppleがiOSデバイスのiOSバージョン別適用率比較円グラフを新たに更新した。それによれば、2月2日の時点でiOS8のシェア率は72%となったという。そして4分の1ほどのユーザがまだiOS7を利用しており、3%のユーザがiOS6以前のバージョンを今でも使っているということがわかった。このデータはApp Storeによって集計されている。
このiOS8の適用率72%という数字は、Appleが2週間前に同じ円グラフで公表した69%という数字よりも3%も伸びている。1ヶ月前は68%で伸び悩んでいたところ、ここ2週間でぐっと伸びたということになる。
その原因は、1月28日未明にリリースされたiOS8.1.3による改善にあるのではないかと見られている。iOS8.1.3では、当ブログでも紹介したように、OTAアップデートの際に必要な空き容量が大幅に減少しており、それによって適用可能なユーザが増えたというのが大きいとみられる。
なお、マーケティング会社のMixpanelもiOS8の適用率を公開しており、そこでも数字は74%となっていて、Appleのデータとほぼ沿っている結果となった。しかし昨年の同時期には当時最新のiOS7の適用率が85%だったことと比較すると、今年のiOS8の適用率はまだまだ低いということになる。
画蛇添足
iOS8の適用率はイマイチ、、と言っているうちに、iOS9のリリースが6月に発表されてしまうのだろうか。何度も言うが、そんなに頻繁にメジャーアップデートしなくていいよ、もっと安定したものをもう少し時間かけて作ってくれてもいいよ、と思ってしまう。
記事は以上。
(出典元:9to5Mac、Mixpanel)
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