Appleのサファイアガラスの生産が極端に遅れ、今年225万枚しか製造できない?

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2014-08-21-16-46-36

昨日のDigitimesの報道によると、サプライチェーンから得た情報として、Apple(アップル)のパートナーでサファイアガラスを製造しているGT Advancedは2014年末までに135万〜225万個のサファイアガラスディスプレイを製造するという。またこれらのディスプレイは全て次世代iPhone「iPhone6」の5.5インチモデル(iPhone6L、iPhone Airともいわれる)に用いられるという。言い方を変えれば、iPhone6 5.5インチモデルは最大でも225万台しか出荷されないということになってしまう。

225万枚という数字ってどうなの?

225万という数字が何を意味するだろう?例えば昨年のデータを見てみよう。iPhone5sとiPhone5cが昨年販売された後、たったの3日間で900万台を売っている。もし5.5インチのiPhone6が今年225万台しか生産されないとしたら、転売屋の需要さえ満足することはできないだろう。もし上記の情報が本当であれば、5.5インチ版iPhone6がリリース発表された後、Appleは限定発売キャンペーンを行うか、この機種の発売日をずっと後にずらす可能性がある。

GT AdvancedはAppleの唯一のサファイアディスプレイのサプライヤーであるため、Appleは他社からサファイアガラスを購入してその生産量を増やすことができない。カナダロイヤル銀行が今週投資者向けに配布したレポートの中では、2014年中にiPhone6全体の売上台数は7,500万台にものぼるだろうと予測されているが。。

iPhone6は両モデルにサファイアガラスが採用されないという情報もある

何もかもが伝聞系や推測の話なので何ともいえないが、私の中国関係のサプライヤーの友人の情報では、Appleの意向としてはiPhone6を4.7インチモデルと5.5インチモデルを両方同時発売することを最優先課題とし、台数を確保するためにサファイアガラスディスプレイの導入は諦めるという話もあったのだが。。

記事は以上。

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