Apple、「iOS 10.3.1」をリリース。iOS 10.3からたった7日、バグの修正とセキュリティアップデート

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Appleが本日未明、モバイルデバイス用OS「iOS」の最新版、【iOS 10.3.1】をリリースした。

iOS-10

iOS 10.3からの更新内容は、バグの修正とセキュリティアップデートのみ

一つ前のiOS 10.3(=iOS 10.3.0)が3月28日にリリースされたばかりで、たった7日で修正版がリリースされたことになる。内容はバグの修正とセキュリティアップデートとのことだが、ここまで早くアップデートされるということは重大なバグとセキュリティ問題がiOS 10.3に存在していたということになろう。

iOS 10.3.0の重大なバグとは、私の周辺ではWi-Fiの速度が極端に遅くなったという例があったが、iOS 10.3.1では修正されたという連絡があった。

またセキュリティアップデートについては、恐らくゼロデイセキュリティホール(脆弱性)が発見されたのだろう。

 

64bitデバイスはOTAアップデート可能、32bitデバイスはiTunesでアップデートを

iOS 10.3から、64bitデバイスはOTAアップデートが従来通り可能だが、iPhone 5/5c、iPad 4などの32bitデバイスはアップデート通知が来なくなるため、iTunesでのアップデートが必要となる。

 

脱獄犯はその場で待機、脱獄目的がない人はすぐにアップデートを

脱獄(Jailbreak、ジェイルブレイク)をしたい人はiOS 10.2.1或いはiOS 10.3のまま待機しておくべきだが、その目的がない人はできるだけ早くiOS 10.3.1にアップデートされることをお勧めしたい。

 

iOS 10.3.1はベータ版でスキップされていた

なお、iOS 10.3.2のデベロッパ向けベータ版がリリースされ、そこでiOS 10.3.1がバージョンスキップされていたことから、いずれすぐにiOS 10.3.1がリリースされるのではないかとみられていたが、たった1週間でリリースということになった。

記事は以上。

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