米国のAppleファン達がiOS7の問題について同社を集団起訴、賠償金請求額は5億円

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AppleのiOS7はリリースされてから多くのファンの不満を買っていた。
しかしiOS7.1.1のリリースで、その声はだいぶ収まったようにみえた。
そんな矢先、米国でiOS7のバグやそれに対して対応をしないAppleの態度に怒ったファンたちがAppleを相手取って集団訴訟を起こし、その賠償請求額はなんと500万米ドル(約5億円)となっている。

この原告側のファンたちが使っている機種とはiPhone4、iPhone4sとiPhone5だ。
彼らによれば、iOS7がリリースされた後、AppleはiOS6ユーザに対して新しいiOS7についての長所を喧伝したが、
実際彼らの手元のiPhoneの機能がiOS7にアップデートしてから大幅に削られ、更に旧機種については買い換えをしなければならなくなったという。

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特に顕著なのはWi-FiとBluetooth接続が使用不能となる問題で、
iPhone4sユーザがこの問題が最も多く発生しているといい、
Appleのサポートフォーラムにも大量の討論スレッドがあげられている。
原告団は、このことがAppleが広告で自身が最新のWi-FiとBluetooth技術を使っていることを強調しているのとあまりにも差が開きすぎるとしている。
またSiri、iCloud、システムアップデートも不可能になることもあるという。

そして上記の問題が起こっても多くのiPhoneの旧機種は既に保障期間が過ぎており、
Appleはテクニカルサポートをしてくれないにも関わらず、
後からリリースされたiOS7によって様々な機能が使用不能となり、
また購入したキャリアに相談してもキャリアも技術サポートや無償修理は行なってくれないので、
八方塞がりになってしまうのだ。

これらのことが重なったため、多くの業を煮やしたアップルファン達が、
自らの損失を補填してほしいとしてAppleを集団起訴しているというわけだ。
訴状の分類としては”その他の詐欺”にあたるという。

さて皆さんはこの訴訟についてどう考えるだろうか?

私個人としては確かに原告の言い分にも一理あるとは思う。
Appleも旧機種に新OSを適用させるのであれば、
iOS7になって発生した問題についてはある程度のサポートを行うようにする必要はあるように思える。
ハードウェアの問題でなくソフトウェアの問題であれば、ハードウェアの保障期限が切れていても、サポートは行うべきだろう。
ただ、訴訟を起こすほどのことなのかどうかはちょっと疑問も感じるが。

記事は以上。

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