iPhone5対応SIM下駄の電池消耗について

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iPhone5対応のSIMロック解除用SIM下駄には、
nanosim heicardや、GPP Nanoなどがある(Gevey nanoも本日2013/4/20発売予定)。
※但し2013/4/20現在技術的に日本の電波環境で日本のSIMでは使えないので要注意。

これらのSIM下駄を日本以外の海外もしくは日本で海外SIMのローミング使用した場合、
専用パッチを入れないと3Gで使用できない。
しかしこの専用3Gパッチは脱獄(ジェイルブレイク)しないとインストール不可能だ。
2013/4/20現在、iOS6.1.3はiPhone5では全く脱獄できないため、
専用3Gパッチのインストールができない。
そのため、3GやLTE対応のキャリアのカードを使っていたとしても、
2G(GSM、Edge/GPRS)でしか使用するしか方法がない。

しかしその状況で2Gを使っている場合、
かなり電池を消耗するという報告がある。

それはなぜかというと、
現在のiPhone5のSIM下駄では、
共通の技術として、
3GやLTE対応であるSIMカードの通信を、
2Gに強引に切り替えて通信している。
つまり常に切替のためにSIM下駄上のチップが作動しているため、
余計な電力を消費しているというわけだ。

これについては避けようがないので、
我慢して使うしかない。

実際SIM下駄を使用すると、
上記のような強引に2G使用をしないパターンでも電池の消費は多い。
MiFi(モバイルWi-Fiルータ)と組み合わせて使ったり、
モバイルバッテリーを併用するなど、
工夫が必要だと思う。

今回香港に行って、
久々にiPhone4S Softbank版をheicardでSIMロック解除、
香港のSIMを挿して3G通信を行ったが、
通信量が多いとやはり一日持たない。
heicardが使っているチップは、
GPPやGeveyなどが使っているチップよりも電力消費量が少ないが、
それでも通常使用よりは電池を消費するのは間違いない。

やはりSIM下駄とはうまく付き合っていく必要がありそうだ。
(前からわかっていたことだが復習してみた)

※なお、SIM下駄の詳細については以下のまとめ記事参照。
・当ブログ記事:【iOS6.1.3対応】SIM下駄iPhone5 iPhone4S iPhone4対応のSIMロック解除(SIMアンロック)アダプタまとめ(2013/4/4現在)
・Naverまとめ:heicard(iPhone5 iPhone4S SIMロック解除用SIM下駄)まとめ

記事は以上。

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