次世代Apple Watch、サイドのボタンにソリッドステート式を採用か

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FastCompanyによると、次世代Apple Watch(Apple Watch Series 4?)では、従来と同様本体サイドにクラウンとボタンは配置されるものの、どちらもセンサー式のソリッドステート方式になる、と内部事情に詳しい筋からの情報として紹介されています。

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今後はApple Watchのこの物理竜頭(デジタルクラウン)とボタンがソリッドステート式に変わるかも。

ソリッドステート式とは、いわゆるこれまでAppleがMacBookやMacBook Proのトラックパッドや、iPhone 7以降のiPhoneのホームボタンに採用されてきたTaptic Engineによる、触覚によるフィードバックが特徴のセンサー式ボタンで、これらの端末の電源を切るとわかりますが、物理的には全く押し込めないようになっているものです。デジタルクラウンについても、回転はできますが、押し込む操作をすると押したような触覚フィードバックが返ってくるものと思われます。

ちなみにApple Watchは初代からディスプレイにTaptic Engineが使用されていて、フォースタッチをすると触覚フィードバックが返ってきます。もともとTaptic Engineの機構とチップが入っているため、採用は自然な流れといえるかもしれません。

このソリッドステート式クラウンやボタンの採用によって、Apple Watchの防水・防塵性が高まり、機械の機構部分が少なくなって内部のスペースにも余裕ができるため、より多くの機能やバッテリーが搭載できるものと期待されます。またデジタルクラウンやボタンの物理的故障を減らすことができるのも大きな利点と思われます。初代Apple Watchでは、デジタルクラウンと本体の間にゴミが挟まり回転が非常に悪くなったり効かなくなる問題もありました。バネのためのスペースを残していた影響と思われますが、これも解消できるかもしれません。

更にAppleはこれまでの心拍センサー以外にも新しい健康センサーを次世代Apple Watchに搭載するとされていて、このソリッドステート式ボタンに新しいセンサーを搭載し、ユーザがそのボタンに指など肌を触れることで違う項目の健康数値を測定できるようになるとのことです。

このApple Watchへのソリッドステート式ボタンの導入は、今年2018年秋に発表されるとみられている新型Apple Watchかもしれず、またもし2018年に間に合わなければ、来年2019年のモデルに採用されるようです。外観も15%ほどディスプレイサイズが大きくなるという噂もあり、そうなるとバッテリー持続時間も伸びそうで、新しいデザインも採用されそうですね。次世代Apple Watchが楽しみです。

記事は以上です。

(記事情報元:FastCompany via MacRumors

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