【iPhone Duo専用】iOS 27.1配信、他機種は27.2へ。日本語Siri AIは来週か

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Appleは米国時間2026年10月23日、折りたたみiPhone【iPhone Duo】の発売日に合わせて【iOS 27.1】を配信しました。ただし対象はiPhone Duoだけです。Appleのセキュリティリリース一覧の最上段には「iOS 27.1/2026年10月23日/iPhone Duo」とあり、修正した脆弱性(CVE)の公開エントリは「なし」と書かれています。iPhone 18 ProシリーズやiPhone 17などの他のiPhoneでは、設定画面に出る最新版は9月28日配信のiOS 27.0.1のままで、次に届くのは来週配信見込みのiOS 27.2です。つまり27.1という番号はiPhone Duoの発売用に使われただけで、当ブログでもお伝えした日本語のSiri AIを含む中身は27.2の方に入っています。

iOS 27.1 / iOS 27.2

セキュリティ一覧に載ったiOS 27.1の対象は「iPhone Duo」だけ

Appleのセキュリティリリース一覧は、配信したOSの版と対象機種を日付順に並べる公式ページです。10月23日に加わったiOS 27.1の行は対象が「iPhone Duo」だけで、CVEの公開エントリも「なし」となっています。1つ下の行はiOS 27.0.1とiPadOS 27.0.1(9月28日、iPhone 11以降とiPad各モデル)で、こちらも公開エントリなしです。Appleが他のiPhone向けに案内している最新版は27.0.1です。CVEの公開エントリの有無だけで、両者の安全性が同じとまでは判断できません。

MacRumorsによると、iPhone Duoには出荷時点でiOS 27.1が入っていて、初期設定の途中で新しいビルドへの更新を求められます。MacRumorsが10月13日に伝えたところでは、出荷時のビルドは24A94232で、新ビルド24A94425は10月12日に用意されました。同媒体は、報道関係者による評価中の不具合に対処するためだった可能性を挙げています。新ビルドのリリースノートは「iPhoneの不具合修正」の一言だけです。

他のiPhoneは27.0.1のまま、27.1を飛ばして27.2へ

9to5Macによると、iPhone Duo以外のiPhoneで「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」を開いても、最新版として表示されるのはiOS 27.0.1のままです。iPhone DuoだけがiOS 27.1を受け取り、他の全機種は27.1を飛ばして27.2へ進むということです。9to5Macは、27.1をベータ配信せずに発売日に出したことで、iPhone Duo向けの画面設計や機能を発売前に隠しておけたこと、そしてiPhone Duo専用の作り込みを他の機種と切り離して管理できたことを理由に挙げています。これは9to5Macの見立てで、Appleは理由を公表していない状態です。

iOS 27.2の方は、9to5Macによると約1か月のベータを経て来週、対応するiPhoneに配信される見込みです。MacRumorsによるとiOS 27.2のRC版(リリース候補版)はiPhone Duoにも対応しています。正式版が出れば、iPhone Duoと他の対応機種が同じ27.2へ更新できるようになります。

日本の読者に関係するのは、27.2に入る日本語Siri AIです。当ブログでもお伝えした通り、iOS 27.2のRC版では日本語、フランス語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語に対応言語が広がっています。Appleも9月14日の発表で、日本語Siri AIを10月からベータ版として提供すると予告しています。

ただし、iOSの更新対象とSiri AIの対応機種には違いがあります。Appleの案内では、iPhoneのSiri AIはiPhone 15 Pro/Pro Max、iPhone 16以降のモデル、iPhone Air、iPhone Duoが対象です。本体とSiriを同じ対応言語に設定し、対象地域のApple Accountを使う必要があります。中国本土のApple AccountではSiri AIを利用できません。日本語対応後も、使っているiPhoneとアカウントの地域が利用条件を満たすかが先です。

9to5Macが挙げる他の変更には、メッセージアプリの「提案アクション」、Apple Musicアプリの新しいアイコンとデザイン、Apple TVアプリのプロファイル機能があります。ポッドキャストアプリでは「次に再生」の整理方法が変わり、前後のカメラを同時に映すデュアルキャプチャはグループFaceTimeでも使えるようになるということです。

iPhone Duoは初期設定で更新、Apple Pencil対応も27.2待ち

MacRumorsによると、発売日の10月23日にiPhone Duoを受け取った人は、初期設定中にiOS 27.1の新ビルドへの更新を求められます。リリースノートに記載されているのは不具合修正です。

当ブログでもお伝えした通り、Apple JapanのiPhone DuoページにあるApple Pencil(USB-C)対応は「対応する予定」という書き方のままです。一方、Max Weinbach氏がiOS 27.2のRC版で動いたと投稿したことをGSMArenaが伝えています。Appleが対応を案内しているペンはApple Pencil(USB-C)で、ホバー機能は対象外です。この報告どおりなら、手書きを使いたい人にとっても27.2が必要な更新になります。

watchOS 27.2はRC第2版、それでも配信は来週の見込み

同じ10月23日、AppleはwatchOS 27.2のRC版を更新しました。10月19日の最初のRC版から4日後の2本目です。MacRumorsによると、watchOS 27.2ではSiri AIが過去の会話を覚えていて、前に教えてもらった内容を聞き直せるようになります。また、メッセージに添付した写真やカレンダーの出席者など参照できる個人の情報が広がり、Apple Watch上の応答も速くなります。Siri・検索・提案に使わせないアプリを選ぶ「除外するアプリ」も加わり、対応言語も日本語を含む5言語が追加されます。

MacRumorsは27.2一式の配信を来週と予想しています。RC版は正式配信前の候補で、watchOSのように候補が更新される場合もあります。

小龍的にはこう思った

9to5Macの見立ては、発売前の機能を隠すためと、iPhone Duo専用の開発を切り離すため、というものです。一方、既に27.2のRC版はiPhone Duoにも対応しています。小龍的には、今回の27.1はiPhone Duoの発売時だけ更新を分け、その後は他のiPhoneとそろえるための一時的な版と見るのが自然だと思います。番号が1つ違っていても、それだけで他のiPhoneへの新機能の提供が遅れたということではないので注意が必要です。

iPhone Duoを受け取った人は、初期設定で求められる更新を済ませたうえで、Apple PencilやSiri Ai等の対応を待ちましょう。

他のiPhoneを使っている人は、Appleが自分の機種向けに配信している最新版を使えばよいということになります。

なお、当ブログで提供していたIPSWダウンロードページをリニューアルしました。全機種を1つのところから落とせるようになっています。ぜひご利用ください。

記事は以上です。

(記事情報元:Apple サポート(セキュリティリリース)、MacRumors、9to5Mac)

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