これまで多くのメディアがApple Watchがリリースされた後、その操作やUIが複雑で、一般ユーザにとってはその操作方法の会得が難しいという評価を下した。しかしTechpinionsの最新の調査結果によると、市場のApple Watchに対する評判は上々のようだ。そしてこれまでギークやテック製品好きな人でなくても、Apple Watchは受け入れられていることがその調査で明らかとなった。
マーケティング調査会社のWristlyとCreative StrategiesのアナリストBen Bajarin氏によれば、顧客のApple Watchに対する全体の満足度は97%にものぼり、以前の初代Apple製品と比べると、Apple Watchの満足度が最高だという。ちなみにWristlyの満足度調査で満足とされているのは、”大変満足”の66%と”比較的満足”の31%を合わせた数字だ。
マーケティングリサーチ会社の調査データはWristlyのApple Watchオーナーのネットワークによるもので、そこには1000人のApple Watch購買者が登録している。WristlyはApple Watchの購買者に一連の質問を出し、顧客満足度を確定しているという。
初代iPhoneの満足度は92%、初代iPadの満足度が91%に対してもApple Watchの満足度が高いことがわかる。
AppleはApple Watchの販売台数を公開していないが、アナリスト達はApple Watchは最初の四半期で280〜570万台を売ったのではないかと推測している。
なお、同調査ではテクノロジーに興味がないユーザの方がApple Watchの満足度が高いこともわかっている。逆にアプリの開発者(デベロッパ)などテクノロジーに明るい人ほど満足度が低い(とはいえ非常に満足が少ないだけ)という結果になっているが、いずれも不満や非常に不満と答えた人はかなり少ないことがこの調査の特徴だ。
画蛇添足 One more thing…
この調査結果はたった1000人に対するものであり、またApple製品やApple Watchが好きな人が多く入っているという指摘もあり、確実に上記のデータ通りかはわからない。
私個人もApple Watchは毎日してはいるが、あれだけのお金を出してたった通知とたまにヘルスケアくらいの機能では比較的満足といえるかどうかはわからないレベルだと感じている。また私の友人の購入者の間でも評判はあまりよくないのは確かだ(もうタンスの肥やしになっているApple Watchもあるとか。。)
記事は以上。
(記事情報元:TechPinions)