先ほどの記事の続き。

先日iPhone6 Plus スペースグレイ 128GBモデルを日本のApple Storeで購入したことを書いたが、ようやく友人の助けもあって本日香港に到着した。

そこで、日本SIMフリー版ならではの実験をもう1つすることにした。

2. iPhone6 Plus 日本SIMフリー版は中国のTD-LTE（4G）ネットワークを掴むか

iPhone6シリーズがいまだに販売されず、転売価格が高騰している中国。

iPhone6やPlusの日本SIMフリー版は香港版と型番が同じで、中国のキャリアが採用している特殊なTD-LTEをサポートしているとAppleの公式サイトに書いているため、実際問題なく中国でTD-LTE（4G）ネットワークを掴むかどうか、実際に試してみた。

挿入したのは、中国最大にして世界最大のキャリア、中国移動（China Mobile）の4G SIM。

結果は成功！（左上の4Gに注目）

iOS8のせいかキャリアアップデートが勝手に適用されたというのが気になったが、中国移動の4G SIMを挿すだけで特に何も設定することなくTD-LTE 4Gを掴むことができた。

画蛇添足：中国電信のCDMA2000を掴まないらしい

私の友人で、中国電信（China Telecom）の代理店をやっている会社の総経理の情報では、日本版iPhone6/6 Plus SIMフリー版でも、上記の中国移動と共に中国三大キャリアの1つ中国電信（CDMA2000方式＝auと同じ）のSIMは使えないらしい。

三大キャリアの中で最もマイナーな中国電信なので、あまり使う人はいないと思うが。。
日本版も完全なSIMフリーではなく、GSM/WCDMA及びLTEに関してはSIMフリー、CDMA2000はauだけという限定的なSIMフリー版ということがいえそうだ。

なお、中国三大キャリアのもう1つ、中国聯通の4G TD-LTEが使えるかどうかはまだテストしていない。まあ、まだ中国聯通（China Unicom）自体の4Gが実験段階なのだが。。

現在転売ヤーによって凄まじい数のiPhone6が香港から中国本土に流れている。まだ街中で使っている人を見たことはないし、私が持っていても特に何か見られるようなこともない。きっとSAMSUNGかなんかをつかっているように見えるんだろう。。悲しい。

記事は以上。