AppleがApple Seedパブリックベータテストプランを使用中のユーザにメールを出し、
OS X Yosemite パブリックベータテスト版に実装されている”iCloud Drive”がメンテナンス中であることを知らせている。
OS X Yosemite ベータ版はまだまだテスト中!導入は要注意
OS X Yosemiteはパブリックベータテスト版とデベロッパー向けベータテスト版があり、それらのベータ版で追加された新機能は現在の段階はまだまだテスト段階のため、iCloudのバックグランドデータやプログラムは絶え間なく更新されている。
パブリックベータテストに参加しているユーザは当然ながらiCloudの故障やメンテナンスなどの障害に遭うことになる。
ちなみにデベロッパー向けのOS X Yosemite 10.10ベータ版は今回のiCloudメンテナンスの影響は受けず、問題なくデータやファイルの同期が可能だ。
実は今日の通知以前に、AppleはiCloud Driveに対して2回全てのデータを消去する処置を行っている。
もちろんAppleはApple Seedパブリックベータテストに参加するユーザには、iCloudをiCloud Driveにアップデートしないように呼びかけている。
なぜならiCloud Driveにアップデートした後、ユーザはMavericksを含む旧版のOS XやiOSデバイスでiCloudでの書類やデータの同期ができなくなってしまうからだ。
もし既にiCloud Driveにアップデートしてしまった人や、iCloud Driveを使いたい人は、重要な文書をiCloud Driveには保存しないようにしよう。そしてもし保存しても必ずローカルストレージにバックアップを取っておこう。
OS X Yosemite パブリックベータテスト版を導入する前にこれを読もう
なお、当ブログでも「OS X Yosemiteのパブリックベータテスト版を導入する前に知っておきたいこと」として記事を書いているので詳細は上記へ。
記事は以上。