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Appleは日本時間本日2019年7月23日未明（午前2時頃）に、モバイルデバイス用OS、iOS 12.4（iOS 12.4.0）をリリースしました。iOS 12としては通算11個目のバージョンアップです。一つ前のバージョン、iOS 12.3.1が5月25日にリリースされてから約2ヶ月でのアップデートとなりました。iOS 12.3.1はかなり長く持ったといえそうです。
iOS 12.4アップデートの内容・修正点、リリースノート
AppleはiOS 12.4のアップデートのリリースノートで以下のように記しています。
iOS 12.4では、古いiPhoneから新しいiPhoneにデータを直接転送してiPhoneを移行できるようになります。また、iPhoneとiPadのセキュリティが向上しています。
・iPhoneの移行 設定中に古いiPhoneから新しいiPhoneにワイヤレスでデータを直接転送し移行する機能を導入 ・その他の改善と修正 Apple Watchの“トランシーバー” Appのセキュリティを修正し“トランシーバー”機能を再有効化 このリリースには、日本と台湾のHomePodのサポートも含まれています。
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
iOS 12.4では、古いiPhoneから新しいiPhoneへの移行が直接できるように
iOS 12.4の最大の目玉機能は、古いiPhoneから新しいiPhoneへ移行する際に、iCloudなどを通さずに直接データ転送でできるようになったことです。新しいiPhoneを古いiPhoneの近くに置くことで実現します。これまでは同じように近くに置くことで復元できましたが、データはiCloudから引っ張ってくる形式でした。正直もっと早くやってほしかったです。。
アップデートはOTAで可能
iOS 12.4へのアップデートは、iOS端末の設定＞一般＞ソフトウェアアップデート、或いはiTunesから可能です。なお、アップデートパッケージのサイズは大きさは小数点2桁アップデートとしては標準か小さめで、iPhone XS MaxでiOS 12.3.1からアップデートする場合は394.4MBとなっています。
小数点1桁アップデートなので、それなりに容量が大きいです。アップデートは時間に余裕を持って行いましょう。また、安定したWi-Fiが入るところで充電をしながら行うのが確実です。一番いいのは寝る前にダウンロードして、その後インストール（アップデート）指示をしておくことです。
おまけ：HomePodが日本と台湾に対応
今回のiOS 12.4アップデートの後、ホームApp＞HomePodで、HomePodが日本と台湾に対応しました。HomePodはまだ日本では発売されていませんが、海外でHomePodを購入した人も、ようやくSiriやApple Musicが日本語版に対応します。私もHomePodを持っているので、これから試して記事にしていきたいと思います。 そしてこれでようやくHomePodが日本でも今年夏に販売されるというのが現実味を帯びてきましたね。もうすぐなのでしょう。
iPhone XSシリーズ/iPhone XR用を含む、iOS 12.4オリジナルファームウェアのダウンロードはこちらから
最新の【iPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XR】用も含め、iOS 12.4のファームウェア（OFW）のダウンロードリンクはこちらです（順次アップデート予定）。
基本的にはiOSは最新バージョンにしか復元できないようになっていますが、先にファームウェアをダウンロードしておいて複数台をアップデートする、或いは一つ前のiOSでSHSHが発行されているバージョンへのダウングレードやバージョン維持復元の用途でお使いいただけると思います。
記事は以上です。