iPhone XS/XS Max/XRのバッテリー/内蔵RAM容量/A12チップCPU動作クロックが初めて明らかに!中国工信部許可資料から判明

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2018年新型iPhone、iPhone XS/XS Max/XRが、中国で日本の”技適”にあたる「中国工業和信息化部入網許可(中国工信部入网许可)」をようやく取得しました。Appleがこの認証を取得したことで、新型iPhoneが正式に中国で販売可能となりました。

iPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XR

工信部が公開した情報によると、2018年新型モデルのiPhone中国大陸版は、A2104、A2100とA2108というモデル番号になっています。A2104とA2108は全ネットワーク対応の物理DSDS版のため、これはiPhone XS MaxとiPhone XRです。A2100は全ネットワーク対応のシングルSIM版のため、iPhone XSということがわかります。

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そして、上記の工信部が公開した情報から、3機種のバッテリー容量の数値、内蔵RAM容量、そしてA12 BIONICチップのCPU動作クロックが今回世界で初めて明らかになりました。表にまとめると、以下の通りです。

機種 バッテリー容量 内蔵RAM容量 A12 BIONICチップ

CPU動作クロック

iPhone XS 2658mAh 4GB 2.496GHz
iPhone XS Max 3174mAh
iPhone XR 2942mAh 3GB

バッテリー容量はXS Maxが3100mAh超え、そしてXRが2942mAhと3000に肉薄しているということで、iPhone XRがかなりバッテリーの持ちがよいことが想像されます。iPhone XSはバッテリー容量がiPhone Xの2716mAhに比べて若干少なくなっているのが気になります。

そして、実際にiPhoneをマルチタスクで使用する際にどれだけ以前の情報を覚えているか、それによってスムーズなアプリの呼び出しと以前のデータの保持が可能になるか、というユーザビリティに大きく影響する内蔵RAMの容量は、iPhone XS/XS Maxが4GBとなっている大きいですね。それに比べ、iPhone XRは3GBに留まっています(iPhone X/iPhone 8 Plusも3GBでした)。

Appleは上の3種類の数値は基本的には公開していないのですが、このような許可取得の際には数字として表さなくてはならないため、結果的には知られてしまうということになっています。

Appleの公式サイトでも、許可取得後に出荷しますという赤い字の表示がなくなっています。いよいよ、スタンバイ!といったところですね。

iPhone XS/XS Max 中国版

今回、新型iPhoneのうち、iPhone XS Max/iPhone XRの中国大陸版及び香港/マカオ版が世界で唯一物理DSDS(デュアルSIMデュアル待受)版となっていることが判明しています。詳細は当ブログでも恐らく何処よりも詳しくまとめていますのでご参照ください。

記事は以上です。

(記事情報元:MacRumors

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