Appleが本日未明にリリース発表をした、3機種の新型iPhoneことiPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XR。
中国で著名なiPhone修理業者、GeekBar(极客吧)が、これらの3機種の新型iPhone発売前に、早くも基板(ロジックボード、メイン基板)を修理するための治具を開発しています。「兵马未动,粮草先行。手机未售,工具先行。兵馬を動かす前に兵糧を先に揃えよ、携帯が販売される前にツールを先に揃えよ」と兵法書の内容を引き合いに出しつつ自らの動きを自画自賛しているGeekBarさん、さすがです。
ちなみに、実際に治具を開発しているのは中国の携帯・スマートフォン修理用治具製作のパイオニア”米景(Mi Jing)”という会社のようで、GeekBarはそこに情報をたれ込んだようです。写真を見ると、確かにこれらの基板修理治具はリークしていた基板と同じ形をしています。
ちなみに、以下が以前リークして当ブログでもお知らせした、iPhone XS/XRシリーズのロジックボードです。
今回写真が公開された基板修理用治具は、大まかには分けると位置固定治具と、端子部のはんだペースト塗布用の穴決め治具があり、これらは基板上の細かいチップ部品などの交換や配線の修理のために用いられます。
治具の固定位置や穴位置などは非常に微細な寸法をもとに作られているため、GeekBarは本物の基板そのものか、設計図(ガーバデータ)などを既に手に入れている可能性があります。
この治具開発速度は下手をすると、本家Appleより早いといえるかもしれません。。笑
記事は以上です。
(記事情報元:GeekBar WeChat)
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