数量限定販売によってiWatchには更なるプレミア感がつくかも?
人脈が広く情報が早く正確とされているKGIのアナリストMing-Chi Kuoの数日前のレポートによると、
Apple(アップル)が開発中と噂されているウェアラブルデバイス・スマートウォッチの「iWatch」は今年のリリースの際、数量限定リリースとなるという。
iWatchの初期ロットは300万台?原因はサファイアガラスの生産キャパの問題
Ming-Chi Kuoは、現在のiWatchのサプライチェーンの状況を鑑みると、今年の年末での生産キャパは300万台ほどにすぎないとしている。
レポートの中でMing-Chi Kuoは、現在のiWatchの市場での予想販売台数は500〜1,000万台になるとみているようだ。しかし生産キャパの限界があり、今年年末には300万台しか出荷できないという。
これまでにも、Ming-Chi Kuo以外からもサファイアガラスディスプレイの供給問題で、AppleのiWatchの出荷数量は影響を受けるという情報はあった。
Ming-Chi Kuoは更に、サファイアガラスディスプレイの供給問題から、Appleは普通の材質を用いてサファイアガラス風防の代わりとすることもありえるとしている。またiWatchはMac Proのように、正式販売が開始されてから数ヶ月は販売数量が限られたり、納期が長くかかったりする可能性があるとしている。
iWatchの販売時期は今年年末ってほんと?
現段階ではAppleはiWatchに関して何も公式なコメントを出していないが、既にiWatchに関しては多くのメディアが様々な推測を進めている。
AppleがiWatchを販売する時期は今年年末というのがメディアの大方の意見となっている。
その理由としては年末商戦に間に合わせるため、株価のため、などが挙げられているが、
前者についてはもともと出せば売れるのがわかっているので、生産キャパの問題があるのであれば製造できた分だけ出荷すればよいことで、逆に少量の出荷は冒頭に書いたとおりプレミア感が増すためにますますAppleの製品の人気が高まることになる。
いずれにせよiWatchの製品の出来映えや機能、なんといってもイノベーティブな製品かどうかというのが成功の鍵をにぎることになるのは間違いない。
中途半端なものを出すくらいなら、いっそ今年急いでリリースしなくてもいいのではないかと思う。
(情報源:CnBeta)
記事は以上。