消費者はもう二度とAppleの製品にはまることはない?SAMSUNGの幹部がAppleを強烈に批判

  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

Samsung-vs-Apple

SAMSUNGはいつでも商売敵であるAppleを攻撃するチャンスを狙っている。

数日前、英国ロンドンで行われたBusiness Discovery Dayで、
SAMSUNG幹部のJae Shinが、
AppleがiWatchを販売後SAMSUNGが先に入っていたスマートウェアラブルデバイスの市場を奪われないか心配はないか、と聞かれた際に、
「消費者はもう二度とAppleの製品にはまることはないだろう、
なぜならウェアラブルデバイスの市場はAppleの介入がなくても十分発展しているからだ」と述べた。

過去iPhoneがスマートフォンに革命をもたらした。
しかしShinは現在はあの頃と違うと述べている。
「恐らく消費者は最初はApple製品にはまったかもしれないが、
現在はどのメーカーがいい製品を作るかよくわかっている」というのだ。
AppleのiWatchが多くのテクノロジー系メディアの注目を集めているのは紛れもない事実だが、
SAMSUNGの幹部からはiWatchは「全く必要のない」デバイスに見えているようだ。

Shinは更にこの2社のモバイルプラットフォームの比較についても述べている。
彼はiOSは比較的閉鎖的で、SAMSUNGのシステムの方が優勢があると考えているようだ。
SAMSUNGはデベロッパー向けに大量の技術サポートやSDKを提供しており、
そのようにすることによって本物のアプリとユーザ体験のイノベーションが生まれる、
それこそが消費者が求めているものだと述べた。

さて、Appleファンというベクトルが働いている私から個人的に反論させていただく。

まずは「消費者はもう二度とAppleの製品にはまることはない」という大胆な発言。
さて返しますが、「SAMSUNGの製品にはまっている人なんているんですか?」
だいたい売ってるものの殆ど全てが他の製品の劣化コピー。
自分の足下をよく見た方がいい。

次に「ウェアラブルデバイスの市場はAppleの介入がなくても十分発展している」ということだが、SAMSUNGが出したウェアラブルデバイスGalaxy Gearそのものがカスのようなデバイスで、
既に2世代も出ていて全然売れていないのだがそれはどう説明するのだろう。

「iWatchは全く必要のないデバイス」
自分のところのGalaxy Gearはいかが?

「消費者は現在はどのメーカーがいい製品を作るかよくわかっている」
これだけはShinさんよくわかっているじゃないかと褒めてあげてもいい。
少なくとも残念ながら「いい製品を作るメーカー」にSAMSUNGは入っていない。
だからこそ消費者はAppleを選んでいる、ということを市場が証明している。
SAMSUNGは自分で市場を切り開けず後から来たAppleが何を売るか見極めた上で、真似っこをしているだけだ。
iPhoneが出るまでのSAMSUNGのスマートフォンデバイスはキーボードがついていたり、
それなりに色々と工夫がされていたが、結局ヒットはしなかった。
しかしiPhoneが販売されてからは見た目から何からiPhoneにそっくりな製品しかリリースしていないのを見れば、
その会社全体のパクリ体質がよくわかるというものだ。
AppleがいなければSAMSUNGがここまで発展できなかったのは間違いない。
ただSAMSUNGは営業のゴリ押しだけは強く価格的にもAppleより下げているので売れているように見える、というだけだ。
実際はインセンティブを多く与えるなど営業に金をかけすぎ、
同社の財務状況はよくない上に、
同社が販売量を水増しして発表しているのは誰でも知っていることだ。
また、iPhone4sのリリースの際にSAMSUNGは史上最大の衝撃だ!と内部で大慌て、
そしてその頃スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)が死ぬことを最大のチャンスと見て喜び、
iPhone4sに対するネガティブキャンペーンを張ったことは有名な話だ。
お里が知れるとはこのことではないか?

そして極めつけは「SAMSUNGのモバイルプラットフォームよりAppleの方が閉鎖的」、
これこそ何を言っているのかよくわからない。
モバイルプラットフォームのAndroidはGoogleが提供しているのだ。SAMSUNGではない。
SAMSUNGは無料のAndroidを利用しているだけで、
自力でプラットフォームの開発などしていないではないか。

こんな誰でも変だなと思えることを平気で言える厚顔無恥な幹部がいるSAMSUNGには空恐ろしささえ感じる。
恐らくこれを聞いていた英国紳士達も鼻で笑っていたことだろう。
私もますます、こんな会社の製品は二度と買うものかと思ってしまう。

今日の記事は過激で申し訳ない。
しかし私もAppleだからといって全ての製品がよいと思っているわけではないことも付け加えておきたい。

記事は以上。

Visited 36 times, 1 visit(s) today
  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

この記事を書いた人