【中国でカート】2022/8/19 中山ACE RACING CLUBカート場でレーシングカート練習、劣悪な条件。。

  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

中国でカート(レーシングカート、ゴーカート)にはまっている小龍です。

最近は広東中山市にあるACE RACING CLUB(カート場)で、時々レーシングカートの練習をしています。今回は劣悪な条件の中でベストに近いタイムを出すことができました。

中山ACE RACING CLUB(中山艾斯赛车俱乐部)について

広東省中山市の中山北駅付近にある中山ACE RACING CLUB(中山艾斯赛车俱乐部、中山エースレーシングクラブ)です。中山市内からも車で20分ちょっとで着ける本格的な室外カート場で、大変重宝しています。

レース会場の中山ACE RACING CLUBについては別記事にまとめておりますので、ご覧ください。

2022/08/19 中山エースレーシングクラブ レーシングカート 40.59秒 走行動画

上記で紹介したいつも行っている中山エースレーシングクラブが、騒音問題(周囲の住民からの苦情)で7月〜8月の1ヶ月くらい2ストを走らせていなかったのですが、最近また走れるようになっていました。実はオーナー交代など色々といざこざがあったのですが、それはまたおいおいと紹介していきます。。

しかし8月19日に行った時にはなんと周囲を防音壁を建てて覆う工事中。その作業者(いわゆる”工人”というやつです)がコースの周りにいて作業しているだけではなく、コースに出てきて歩き回る始末。。そんな中、なんとレーシングカートを走ってもいいというので走ったのですが、さすがにちょっと怖かったです。。

更にタイヤバリアが作業の邪魔だからかコース内にはみ出すように倒されていてコース幅が狭くなっていたこと、また作業のために埃が路面にかなりついていたことも問題でした。

そんな悪条件の中、浙江省にいる日本人のカート達人(YouTubeの@crgkart95さん)のアドバイスを受けつつエンジン(125cc IAME 第5世代X30)のスパークプラグをレース用のものに換えてみたり、そのお方からご厚意でいただいたドイツのフリクションを抑えるチェーンに換えてみて走ったところ、前回のベストラップに近い40.59秒(前回は40.50秒)で走れたので動画をアップしてみました。

以下がYouTubeにアップした、2022年8月19日のレーシングカート走行動画です。

上記のようにパーツを換えたことで、例えばチェーン交換では立ち上がりがよくなりましたし、スパークプラグの性能が良くなったことでエンジンのキャブレターのニードルを濃いめに設定することができ、更にパワフルに走れるようになった感じがしました。

その上、走り方もアクセルの調整をできるだけ丁寧にして、またコーナー入り口の速度を以前より気持ち下げるようにして、できるだけスキール音を出さないように気を付けて走ってみました。これは、前回の記事でちょっと出していた中国全国レベルのレーサーで、H2Oチーム所属の陳家輝君(22歳)から、動画を見て色々とダメ出しされ指摘されたことが活かされています。私はまだ4ストの時の走り方を引きずっているそうです。いわれてみれば、確かにそうかもしれません。

これからの課題としては上記のアクセルの調整に更に磨きをかけ、更にステアリングをできるだけ切らないような練習をしていくことかなと思っていますが、目下最大の課題はブレーキです。最近このトニーカートのブレーキの調子がよくないのもありますが、最大の問題は強く短いブレーキができていないことです。もっとブレーキを遅らせなければいけないのですが、勇気が足りていませんね。少しずつタイミングを遅らせていこうと思います。また踏み方もタイヤロック寸前という加減がまだわかっていない感じがします。練習あるのみですね。

カートの変更点:タイヤ交換等々、、次回はバッテリー交換

実は8月19日は2回走ったのですが、1回目の15周が終わって、どうもタイヤが滑るなと思ったら、タイヤが随分とすり減っていたので、交換することになりました。

タイヤを外したらこんな感じです。特に前輪、両方とも内側がものすごくすり減っていて、下地まで見えていました。どうりでグリップしないわけですね。。

最近はエンジンがこのコースには合わないので走っていない以前のマシン(リカルドカート)からタイヤとホイールを外して交換です。なお、以前のマシンのホイールは今のTONY KART(トニーカート)に使っているマグネシウム合金のホイールより重いものです。

タイヤ交換後、そういえばスパークプラグ換えたんだからキャブを濃いめにしてコーナーのアウトスピードをもっと速くしよう、とオーナー兼エンジニアが自ら調整をしてくれました。おかげで2回目の20周はタイヤ交換とキャブ調整でかなりいい感じに走れたと思います。

交換したドイツのチェーンによってフリクションが減ったことで、コーナーの立ち上がりが更に速くなったのもあると思います。YouTubeの@crgkart95さん、いつもありがとうございます!

そして、次回はバッテリー交換です。バッテリーは今使っている第5世代X30では点火にしか使わないのであまり関係ないのですが、前回エンジンがかからなくなったことから見直したバッテリー。やはりYouTubeの@crgkart95さんから教えていただいた、リン酸鉄リチウムバッテリーが発火の心配がなく、しかも5000回の充放電が可能で長持ち、更に鉛バッテリーより強力ということで、タオバオで購入しました。

というわけで次回走行の際には現行で使っている鉛バッテリーをこれに交換して試してみたいと思います。

他にも、ステアリング角度の調整、ラジエータータンクのサポートの付け替えなどもしていく予定です。少しずつ整えていきます!

レーシングカートのスペック

現在乗っているレーシングカートは以下のようなスペックです。

TONY KART レーシングカート

TONY KART レーシングカート

  • シャーシ:TONY KART 2019年モデル+2022モデルノーズ
  • エンジン:IAME X30 125cc
  • タイヤ:MG 赤(ミディアム)
  • データロガー:AIM MYCHRON 5S
  • 撮影機材:GoPro Hero 9、編集はGoPro Quik

他にも中国でのカート活動については当ブログの「中国でカート」カテゴリにまとめていますので、よろしければご覧ください。また、まだまだ初心者なので間違ったことも書いていると思いますのでぜひ忌憚なくご指摘ください。

記事は以上です。

Visited 212 times, 1 visit(s) today
  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

この記事を書いた人