【中国カート場紹介】広東中山Ace Racing Club(艾斯赛车俱乐部)

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私は中国でカート(ゴーカート、レーシングカート)を趣味で楽しんでいます。今回は私の住んでいる広東省中山市でも最も規模が大きく、また面白いと思われる一番お勧めのカート場「中山ACE RACING CLUB(艾斯赛车俱乐部)」をご紹介します。

中山ACE RACING CLUB 基本情報

  • カート場名称:中山艾斯赛车俱乐部(中山艾斯賽車俱樂部、ZHONGSHAN ACE RACING CLUB、中山エースレーシングクラブ)
  • カート場所在地:广东省中山市石歧街道民科东路1号
    (高德地图リンク:https://surl.amap.com/fn8qtWB1f5Sj
  • 営業時間:平日13:00〜22:00、週末休祝日10:00〜22:00(基本年中無休)
  • 料金:
    ■通常価格
    娱乐车型(娯楽車、通常車両4スト):100元/8分
    竞技车型(競技車両スーパー4スト):130元/8分
    双人车型(2人乗り4スト車両):180元/8分
    ■2021年12月1日より会員制導入(会員制価格は時々変更が入るので確認してください)。
    会員登録:100元
    1000元チャージで300元追加サービス
    5000元チャージで1800元追加サービス
    10000元チャージで4000元追加サービス
  • 駐車場あり
  • マイカート保管可能(既に多くの125ccやスーパー4スト車両あり)※カートオーナー会員の2スト走行は午前10:00~12:00(週末休祝日のみ)と午後は14:00〜18:00のみ。

中山ACE RACING CLUB 特徴

中山市内から近く、しかも中山北駅から近いという便利なロケーションもさることながら、全長800mの本格的カート用サーキットとなっています。珠三角(珠江デルタ)では10本の指に入るくらいの長さで楽しめます。

更に、レンタルカートの種類が初心者から上級者まで、

  • 娯楽車(通常車両、4スト)
  • 競技車(競技車両、スーパー4スト)
  • 双人车型(2人乗り4スト車両)

の3種類に分かれていて、それぞれの段階で楽しめるのも特徴です。2人乗りカートもあるので、カップルや子供連れの方も楽しめますね。更に、自前のレーシングカートを持ち込んだりここに置いて走ることもできます。

というわけで、記事更新時点では中山市街地に住む私のメインの練習コースになっています。

中山ACE RACING CLUB 施設紹介

入り口はこんな感じです。場所は中山市石岐区、広州や珠海を繋ぐ城轨(高铁)中山北駅の近くで、中山の中心地である利和広場あたりの市街地からも車で20分程度で行ける、比較的中心地に近い便利なロケーションだといえます。地図アプリで「艾斯赛车俱乐部」で検索すれば出るようになっていますので簡単ですね。もちろん滴滴など配車アプリでもこの名前で検索でたどり着けます。

▼入って右側にある休憩スペースはこちらです。夏は冷房も効いています。ブースのような席でゆっくり座ることもできます。左側手前に見えるのがドリンク販売コーナーで、第三者に委託してレモンティーやミルクティーなどのカスタムドリンクを楽しむことができたのですが、現在は自販機に変わってしまっています。

▼休憩スペースから出ると、コース脇の観戦スペースと、出走前にヘッドカバーやヘルメットなどを装着したり、貴重品を一時的に保管するロッカーがあります。

▼コース上にはグリッドも描かれ、信号灯も設置されているので、レースも開催できるようになっています。またコース上のスタートラインの右側に電光掲示板でラップタイム(車両番号と最新ラップとベストラップ)が表示されるようになっています。

▼入って左側はオーナースペースです。カートオーナーのマイカートの置き場と修理スペースとなっています。

中山ACE RACING CLUB 車両紹介

▼こちらが記事更新時点の現行のレンタルカートです。手前の赤いフレームの車両が娱乐车型(娯楽車、通常車両)、奥の水色のフレームの車両が竞技车型(競技車両)です。娯楽車では最高速は50km/h強くらい出ます。娯楽車で57秒台に入れれば、より速い競技車に乗ることができます。

▼そしてこちらがレンタルの中ではこのカート場の醍醐味を最も楽しめる、競技車両です。最高速は65km/hほどで、コーナーの多いこのコースではなかなかのスピード感を味わうことができます。ただし、癖があり、またタイヤがグリップするまで1〜2周かかるので慣れが必要ですので、中級者以上が楽しめると思います。ラップタイムは50秒を切って49秒くらいで走れれば上々でしょう(私で47秒くらいです)。ちなみに上のレンタルカート3種類は全てエンジンはホンダGX200で共通ですが、競技車はシャーシが軽いので、速度が速くなってラップタイムにも数秒の差が出るというわけです。

なお、私はここにマイレーシングカートを4台置いていますので、ちょっとご紹介します。

▼現役F1ドライバー、フェルナンド・アロンソのブランド、FA KART(Kart Republicのブランド)の2023年モデルの新品に、IAME X30 125cc 水冷エンジン 第6世代(現時点で最新)を搭載しています。

▼中国広東省東莞市のローカルカートシャーシメーカー、FS-KART(丰速卡丁车)の2023年新品カートシャーシに、IAME X30 125cc 水冷エンジン 第6世代を搭載し、中山エースレーシングクラブでのコースレコード39.07秒はこのマシンで作りました。現在はそのエンジンは上のFA KARTに移行したので、VORTEX ROK GPにエンジンを換装しています。

レーシングカート

▼以前はこのTONY KART(OTK系)の恐らく2014年くらいのシャーシにIAME X30エンジンを載せていましたが、現在はHONDA GX200 空冷4ストロークエンジンを載せて、スーパー4ストとして、友人との攻防の練習に使っています。これはこれで安全に遊べて楽しいです!

レーシングカート

▼元F1ドライバー、ダニエル・リカルドの名前を冠したRICCIARDO KART(Birrel系)にVortex ROK GP 125cc 水冷エンジンを積んでいました。初めて買ったマイカートですが、最近はこれにはほとんど乗っておらず、VORTEX ROK GPエンジンもFS KARTへ換装したので、シャーシの売却を検討しています。もしこれをご覧の方で、中山付近にお住まいの方で買いたいと思われる方はお問い合わせのところからご連絡ください。

中山ACE RACING CLUB コース紹介

こちらが2022年8月現在の最新コース図(ドローンによる鳥瞰写真)です。時計回りで、最初に複合コーナー、2回の小・大ヘアピン、そしてその後は直線と高速コーナーが続く、挑戦のしがいがあるコースとなっています。レーシングカートではコーナリング重視か直線重視かでギア比の設定が難しいところです。

中山ACE RACING CLUB 走行動画

手前味噌ですみませんが、私がGoPro Hero 9 Blackで撮影した、中山エースレーシングクラブでのオンボード走行動画をお届けします。

▼まず、私が持っているコースレコード39.07秒の125cc 2ストレーシングカート走行動画(2023年2月23日撮影)がこちらです。10周目がベストラップです。計測地点の違いによって動画では39.1秒になっていますが、実際ロガーやカート場の計測器では39.07秒でした。

▼自前のマシンによるスーパー4ストの走行動画はこちらです。中山エースレーシングクラブのレースチームのチームメイト2人と攻防練習をしています。ベストラップは46.2秒。レンタルのスーパー4スト(競技車)では頑張っても48秒程度しか出せないので(普通の人だったら50秒を切れば御の字です)、それに比べるとやはり速いですね。

▼レンタルで速い方の競技車(スーパー4スト)での2022/07/30時点で最新のコースでの走行動画はこちら。遅いマシンだったようで、タイムは49.914秒です。最近全体的に競技車の状態が悪いので、こちらには殆ど乗りません。。マイマシンもありますしね。

▼レンタルの通常の4スト娯楽車での友人達とのレースの様子です。私のこの時のベストラップは57秒台ですが、私のベストは56秒です。ちなみに私の親戚の子供(当時小学校6年生)がこの娯楽車で54秒フラットというコースレコードを持っています。

というわけで初めての中国のカート場紹介記事はこんな感じです。どんな感じでしょうか?何か他にもこんなことが知りたい!ということがあればぜひコメントかお問い合わせでお知らせください!

中国で楽しむカート情報に関しては、当ブログでは「中国でカート」カテゴリで詳細に紹介しています。よろしければぜひご覧ください。

記事は以上です。

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