【中国カート場紹介】広州番禺クラシックカート場(PANYU CLASSIC KART CLUB)

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私は中国、主に住んでいる広東省中山市付近でカート(ゴーカート、レーシングカート)を趣味で楽しんでいます。今回は広東省広州市番禺区に主に3つほどあるカート場の中でもお勧めのカート場の1つ、「広州番禺クラシックカート場」をご紹介します。

広州番禺クラシックカート場 基本情報

  • カート場名称:広州番禺経典卡丁車倶楽部(广州番禺经典卡丁车俱乐部、PANYU CLASSIC KART CLUB)
  • カート場所在地:广东省广州市番禺区陈边村金瓯北路二横路33号凤凰山庄
    (高德地图リンク:https://surl.amap.com/K56NvnD08d
  • 営業時間:10:00〜24:00(基本年中無休)
  • 料金:
    ・一人乗り:80元/8分
    ・二人乗り:136元/8分
    ・オフロードカート:128元/8分
    ・オフロードバギー(一人乗り):108元/15分(2周分)
    ・オフロードバギー(二人乗り):188元/15分(2周分)
  • 駐車場らしきものはあり

広州番禺クラシックカート場 特徴

広州番禺クラシックカート場は、広州の南側の郊外、番禺区の更に郊外、鳳凰山荘の中にあるカート場です。周囲はBBQができるスペースがあったり、山ではないのですが丘があったり、自然に溢れていてまるで広州ではないようです。2021年オープンの比較的新しいカート場でもあり、サーキット自体や路面もいいコンディション。コースはタイヤで仕切られているため、コースの変更が容易なことが特徴です。

サーキットは以前はコーナーが多く、テクニカルなコースだったのですが、2021年11月にコースを変更してから直線や高速コーナーが多い爽快なコースになりました。

更にこのカート場では一般的には競技用車両として使われる水冷150cc 4ストのマシンで走れるのが特徴です(2人乗り以外はこの車両しかありません)。65km/hほどのスピードが出て、2ストほどではないですが、レンタルカートの中ではかなりのスピード感を楽しむことができます。

なお、番外編ですが、上の料金表にもあるとおり、このコースではオフロードバギーで丘を2周するのを楽しむことができます。サーキットを走ったらこっちを走ってみるのも楽しいですよ。お勧めです。

他にもエアガンによる射的場なんかもあったりします。広大な敷地内でBBQもできそうです。

広州番禺クラシックカート場 施設紹介

まずここはたどり着くのがなかなか大変です。。広州番禺の中でもかなり辺境にあるからです。もし自家用車で来る場合は高徳地図などでは必ず「北門」を目指しましょう。普通に行こうとすると、南側が料金所の中にある形になって、時間が経つとお金を取られてしまいます。北側は有料範囲外なので、何時間遊んでも安心です。

こちらが北から入ってきてカート用のブースとコースを望んだ写真です。

▼ブーステントの下でチケット購入やヘルメットの装着をします。チケット購入後、最初に走る前にサインが必要です。ただ装備に関してはここは非常に緩く、基本的にヘルメットと、あとはサンダルで来てしまった人用に靴をレンタルしていますが、それ以外は何も規定がありません。速いマシンだし、シートベルトはないし、全面タイヤバリアなので、全速力で当たると結構危険です。もう少しちゃんとした方がいいとは思うんですが。。

▼こちらが南側から入ってきたときの写真です。右奥に見えるのがオフロード車の受付になっていて、このカート場で恐らく唯一冷房が効いているブースです。左側には射的場やトイレなどがあります。

▼南側から入ってサーキットを望むとこんな感じです。実は北の方に広州タワーなどが見えたりします。

▼ブースからサーキットを。

▼夕方にここにいると西側に綺麗な夕焼けを拝むことができたりします。景色は最高です。

広州番禺クラシックカート場 レンタル車両紹介

広州番禺クラシックカート場には、いわゆる普通のシングルカートは、上記の通り4スト水冷150ccの1種類しかありません。初心者も上級者も基本的に同じマシンに乗ります。最高速は普通のカート場のホンダGX200エンジンの4スト(50km/h程度)よりもかなり速く65km/hほど出るので、初心者は飛ばしてしまうとマシンのコントロールが難しく、コーナーを曲がりきれずタイヤバリアに当たるという現象がよく見られます。なお数台他よりも少し速いマシンがあって(常時約3〜4台)、腕があるとそちらをスタッフが勧めてくれます。メンテの状態次第なので、何番というのは毎回変わります。こういうのは他のカート場も一緒です。。

ステアリングのボタンでエンジンをかけるタイプと、エンジン後ろのスイッチでエンジンをかけるタイプの2種類あります。総じて前者の方が速いですが、逆の場合もあります。写真は後者のタイプです。上にも書いたとおり、レンタルカートにしては珍しくシートベルトがありません。なかなかに危険であります。。

▼手前が二人乗りですね。カップルな人や子供連れが乗るマシンで、あまりスピードは出ませんが、これで飛ばしている人もいます。車幅が大きいので避けるのに苦労します。

広州番禺クラシックカート場 コース紹介

タイヤバリアで区切っているためすぐにコースの改変が可能で、今のところ整ったコース図はないようです。下にある走行動画にコース図が出ますので参考にしてください。基本的にはカタツムリのような形状をしていて、その部分は少々テクニカルですが、基本記事更新現在は低速コーナーは殆どなく、中〜高速コーナーばかりで楽しめます!

広州番禺クラシックカート場 走行動画

手前味噌ですみませんが、私がaraiのヘルメット上につけているGoPro Hero 9 Blackによるオンボード走行動画をお届けします。

▼こちらが2021年9月26日時点の旧コース。結構テクニカルでした。広東で伝説の日本人カートレーサー、上野さん(今は帰国してしまっている)がコース設計のアドバイスをしたそうで、なるほど確かにすごく面白いコースでした。ただ記事更新現在は変わってしまっています。

上はYouTubeですが、中国国内からはbilibili動画でどうぞ。。以下は埋め込みですが、映像が小さいので。。リンクはこちらです。

▼こちらが2021年11月27日時点の新コース。中高速コーナーが増えてとても気持ちいいです!

上はYouTubeですが、中国国内からはbilibili動画でどうぞ。。以下は埋め込みですが、映像が小さいので。。リンクはこちらです。

このカート場の唯一の欠点はレースがまだ行われていないことでしょうか。オーナーも知り合いなので、オーナーを積極的に他のカート場やレースチームに紹介して、ここでもレースが行われるようにしてもらいたいですね。ただ、可変コースでグリッドなどが描かれていないのは難点です。ホームストレートは変わらないので、そこはグリッドを描けばいいのになと思っています。今度低減してみようと思います。

というわけで今回のカート場紹介はいかがでしたでしょうか。もし中国華南にいらっしゃる方はコメントなどでご連絡ください。ぜひ一緒に走りましょう!

中国で楽しむカート情報に関しては、当ブログでは「中国でカート」カテゴリで詳細に紹介しています。よろしければぜひご覧ください。

記事は以上です。

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