【2014年販売モデル】がっかりさせられたスマートフォントップ5まとめ

  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

テクノロジーサイトPCWorldが、昨日2014年に販売されたスマートフォンのうち、がっかりさせられた5つのスマホの代表的な例を紹介しており、その中にはApple、SAMSUNG、NOKIA等著名なメーカーの製品も挙げられている。

以下がトップ5だ。なお、日本にしかいない人にはちょっとピンと来ないかもしれない。

5. Amazon Fire Phoneの高すぎる定価

amazon-fire-phone

Amazon(アマゾン)はとうとう今年6月に自社ブランドのスマートフォンを発売した。初めての試みなので失敗は避けられないというのは理解できるが、199米ドル(約23,700円)と649米ドル(約77,380円)の価格差はあまりにも大きすぎた。このスマートフォンのハードウェア仕様からいって、とても定価649米ドルにふさわしいものではないからだ。Amazonはそのことに気づき、その後価格調整を行ったが、製品の最良の販売時期とチャンスを逃してしまったことは否めない。

Amazonは最初のFire Phoneの営業上で挫折を味わったが、それで諦めたわけではないようだ。インタラクティブメニューや手の動きを感知するナビなど、将来性のある機能がいくつも搭載されており、現在のスマートフォン市場にはこのような新手の会社の新しいアイデアとイノベーションが求められている。

4. Nokia Lumia 530の安物ディスプレイ

nokia-lumia-530-3

デザインが美しく価格は控えめに抑えられたLumia 520の大成功は、Windows Phoneシステムが未だにしぶとく生き残っている重要なファクターの一つだ。しかしNokiaが本当に庶民的な価格で多くの人に受け入れられるスマートフォンを作れるかというとなかなか思い通りにはいかないようだ。Lumia 530は売値が100米ドル(約11,900円)と随分と安くなっているが、その低コストがもたらした代償は大きかった。
テクノロジーサイトのPC Advisorは、”我々はLumia 530のディスプレイが嫌いだ。画素数や密度はLumia 520よりも高くなっているものの、やはり非常に見難いディスプレイだ。なぜこうなってしまうのか我々はよくわからない”と評論している。

3. LTEが使えないMotorola Moto G

Motorola_Moto_G

9月にMoto Gの新製品リリース発表イベントが行われた時、多くの人はこの機種がLTEを使えるかどうかは焦点にならなかった。というのも、プロトタイプは間違いなくLTEが使えていたからだ。しかし途中で何らかの製品計画の変更が行われてしまったことになる。最近LTEが使えるMoto Gがリリースされるという噂も流れたが、Motorola公式サイトは沈黙を保ったままだ。

幸いなことにデバイスの製造コストは下がり、2015年にLTEをサポートした単体の価格は200米ドル(約23,800円)となるといわれていて、スマホユーザーにとっては嬉しいニュースかもしれない。

2. Apple iPhone6のフロントカメラ

iPhone6_camera

フロントカメラの画素数は今年のスマートフォン業界で最も発展がみられる傾向があったにも関わらず、ティム・クック(Tim Cook)はそこを見逃してしまったかもしれない。今年発売されたiPhone6とiPhone6 Plusはフロントカメラがたった120万画素しかないのだ。この部分だけは新型iPhoneの他のスマホとの競争力を弱めてしまっている。

Appleは新しいiPhoneが出るたびに徹夜で並んで狂ったかのようにそれを待ち望むファンに対してどのように応えたらいいかわかっているはずだ。iPhoneへの大型ディスプレイの採用も今年のAppleの大きな改変の一つだった。恐らく次世代のiPhoneへの伏線だったようだが、果たして。

1. SAMSUNG Galaxy S5の全プラシャーシの安っぽいデザイン

samsung-galaxy-s5-g900f-1

今年のSAMSUNGのスマホは間違いなく多くの消費者を失望させた。マーケティング会社のGartnerのデータによれば、今年第三四半期にスマートフォン市場が全体的に伸びている中で、SAMSUNGのスマホのみ売上台数が9%も減っていて、7,000万台に収まっている。
今年発売されたGalaxy S5は同社のフラッグシップモデルとして盤石なものにしなくてはならないのに、全体をプラスチックの安っぽいシャーシにしてしまったことはSAMSUNGの大誤算の一つだ。SAMSUNGは既にGalaxy Note4で金属のシャーシにして変化をもたらしたが、この1つの製品だけで同社のハイエンドモデル全体に変化をもたらすことができるかどうかは、長期的な視点で見なければならないだろう。

画蛇添足:個人的にはiPhone6にがっかり

個人的にはiPhone6のデザインにがっかりだった。

上記で紹介されているようなフロントカメラは私はあまり使わないが、突出した背面カメラ、醜いDライン、そして糞SAMSUNGと見紛うばかりの丸いフォルム、保護フィルムが貼りにくい曲面でサファイアガラス採用にならなかったディスプレイ、そして無理してそこまで薄くしなくても良かったボディ。
どれも全部気に入っていない。

私はAppleのエコシステムに取り込まれているため使わざるを得ず、iPhone6 Plusを使っているところだ。かといって乗り換えたくても他にいいOSがないというのもAppleを使い続けている理由でもある。
ただ、だいぶ常用アプリなども改善されてきており、脱獄もできているので買った時よりは随分と快適に使えるようにはなっているが。

記事は以上。

Visited 48 times, 1 visit(s) today
  • ブックマーク
  • Feedly
  • -
    コピー

この記事を書いた人