先週9月9日に行われた新製品発表イベントで、Apple（アップル）はiPhone6、iPhone6 Plus、Apple PayとApple Watchを発表しただけではなく、U2をゲストに招いてライブを行い、またそのニューアルバム”Songs of Innocence”を無償ダウンロードするという驚きの発表をした。

U2の”Songs of Innocence”、ダウンロード数が200万突破！

現在までダウンロード数は既に200万枚を突破しており、このアルバムは既にダブルプラチナを記録したことになる。これはU2にとって非常に効果的な宣伝となっている。

U2の”Songs of Innocence”の相乗効果とは

また今回の無償ダウンロードは相乗効果を生み出し、U2のこれまで発行したアルバムも上位に復活し、多くのユーザが彼らのスタンダードな楽曲を再発見している状態だ。

この相乗効果の重要性はどこにあるのか。”Songs of Innocence”はその壮絶なダウンロード数だけではなく、これまでU2がリリースした20枚のアルバムのうち、なんと17枚がトップ100に入ったのだ。
こんなことはこれまでの現実のアルバム販売量や売上げランキングでは考えられないことだ。
Bono（ボノ）とバンドメンバーにとってはいいことずくめだとしかいいようがない。

あなたは既にU2のニューアルバムをダウンロードしただろうか？

画蛇添足：Songs of Innocence、聴いてみた？

さてダウンロード数や売上、AppleとのコラボばかりニュースになるU2やそのニューアルバム”Songs of Innocence”だが、肝心の音楽の質はどうだろう？

私は9月10日にもちろんいの一番にダウンロードして、一通り聞かせてもらった。
しかしこれは私の個人的な感想だが、正直聞いてても何だかぱっとしない音源ばかりだ。まるで、あのAppleのイベントで発表された3つの新製品のように。。

上記はぱっと音源を聞いただけの感想だ。U2の大ファンには申し訳ないがもちろん好みもある。私はどっちかというともっとパンクやHR/HMの方が好きなので、なんだかちょっと音が軽く感じてしまうのだ。

歌詞を読み込んだらもっと違うかもしれない。U2の価値は歌詞に宿るとも思われるからだ。
同じようにAppleの3製品も、見た目はぱっとしないが実際使ってみたらその隠れたものすごい価値に気づくのかもしれない。というより、ともかくそれに期待せずにはいられない。

記事は以上。