【M3 MacBook Air 13インチモデルレビュー】外出用MacBookを買い換えました

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またまた久しぶりの記事になってしまいました。今回、日本に一時帰国したときに新しくM3 MacBook Air 13インチモデルを購入しました。Intel i9 MacBook Pro 16インチモデルとの入れ替えとなりました。Apple関係デバイスはM2 Pro Mac Mini以来となるので、久々にレビュー記事を書くことにしました。

16インチMacBook Pro、移動にはなかなかきつかった。。

中国では遅めのゼロコロナ政策諦めによる開放によって、私もようやく昨年から本来はコロナ前に行っていたはずだった東南アジア諸国や中国国内の旅行などにも出かけるようになりました。ノマド的な仕事をしている自分としては、外国への旅行の際にどうしても必要なのがノートパソコン。私は生粋のMac派なので、当然MacBookということになりますが、これまで使用していたのはMacBook Pro 16inch i9-2.4GHz 2019全部盛りモデル。もちろん性能に何の不満もなかったので5年使い続けましたが、何といっても2kgを超えるのが重くて重くて、空港とホテルへの移動がなかなか苦痛でした。いつも使っているARC’TERYXとOshman’sのコラボリュックにもギリギリ入るサイズ。なにか全てがきっつきつなのですよ。。

そして今回日本に1週間ほど一時帰国していた2日目に池袋東口のビックカメラに寄ってしまい、そこのApple売り場でM3 MacBook Airを見てしまったのがよかったのか、よくなかったのか。。😂

実際に弄って、持って比べてみて、ともかく13インチのMacBook Airが軽い!2kg超えのMacBook Proや1.5kgのMacBook Air 15インチは、なんだかずっしりくるのです。しかし1.24kgの13インチMacBook Airは、15インチに比べて300g軽いだけなのですが妙にとても軽く感じたのです。かつてのMacBook Airのあの横から見たら日本刀のようなシャープなキレ味の外観はなくなったものの、この軽さ、それからミッドナイトの色は非常に魅力です。。色々と弄っているうちに、店員がやってきて、アドバイスを始めました。。そしてその店員の方がとても感じがよくて、非常に親切に話してくれて、更に在庫まで調べてくれた結果、店頭にはGPU 10コアモデルしかなかったのですが、メモリ16GB、SSD512GBモデルのUSキーボードのミッドナイト、13インチも15インチも在庫があります!というので、決めてしまいました。ビックカメラのポイントも16%もついてお得でした。Appleストアのはそういうのはないですからね。。ただ電源アダプタは選べず、35Wのものだけでした。でもi9 MacBook Proでは90Wの電源アダプタを使っていたことを考えるとずいぶんと省エネですよね。70Wのだと充電が速いそうですが、まあそこまでいらないなと思いました。一応HUAWEI Mate X3用の66Wの電源アダプタもあるので、急速充電が必要であればそれ使えばいいですしね。

ということで倉庫に取りに行ってもらうなどの少々店員さんも予想外の時間はかかりましたが、無事手に入れました。

今回購入したM3 MacBook Air 2024モデルの詳細スペックは以下の通りとなります。

  • M3チップ
    8コアCPU
    10コアGPU
    16GBユニファイドメモリ
    16コアNeural Engine
  • 512GB SSDストレージ
  • True Tone搭載13.6インチLiquid Retinaディスプレイ
  • 1080p FaceTime HDカメラ
  • MagSafe 3充電ポート
  • Thunderbolt / USB 4ポート x 2
  • Touch ID搭載Magic Keyboard(US配列)
  • 感圧タッチトラックパッド
  • デュアルUSB-Cポート搭載35Wコンパクト電源アダプタ
  • 総額:224,800円

下取りはラクウルで

日本にも持ち込んでいたi9 MacBook Pro 16inchを下取りとして出したいと希望したら、ビックカメラのApple店舗はラクウルというSofmapの買い取りシステムを採用していて、買い取り査定送付用の段ボールをくれました。

MacBook Air開封、ファーストインプレッション

早速家に帰って、新しく買ったM3 MacBook Airを開封して設定します。

まずよかったのは、ミッドナイトの色。シルバーよりとても落ち着いて見えます。スタバで使っていてもあまりMacBookを自慢している感じもなくて、目立たなくていいですね。

それからMagSafeが復活したこと。これで電源ケーブルを引っ張っても本体が引きずられて落ちるようなことはなく安心ですね。ただこれをつけていると、ずっと長く使ってきたPhillipsのMacポート拡張ベイがつけられなくなるので、拡張ベイを使う場合は別のUSB-C to Cケーブルを使わないといけなくなりました。

試しにMagSafeを外して使ってみましたが、驚くほどバッテリーの持ちがよいですね!i9 MacBook Pro 16インチではみるみるうちにバッテリーが減っていく感じだったのですが、M3 MacBook Airでは100%からなかなか動きません。実はAppleシリコンMシリーズチップのMacBookは初めてなのですが、ここまでIntel iシリーズと違うのかと驚くほどでした。更にMacBook Airはファンレスなのですが、殆ど熱くなりません。やはりかなりエネルギー効率が上がっているのだなあと思いました。35Wしか入っていないのもあるかもしれません。

設定はクリーンインストールで

使っていたMacBook Proから移行しようかということで移行ツールを使ってみたのですが、異様に時間がかかるので、諦めてクリーンインストールをすることにしました。幸いスクリーンショットなどテンポラリデータを除いて、全てのデータはiCloudドライブ等クラウドにアップしているし、殆どの作業はGoogle Chromeブラウザで行うので、システムやブラウザでアカウント設定し、また常用のアプリをインストールすればすぐ使えるぞと考えたのです。これがあたりでした。

というわけでものの1〜2時間で使用環境は整いました。はやっ。そしてMacBook Proを工場出荷時の状態にリセットして全ての内容を消去、そしてラクウルの段ボールに詰めました。

M3 MacBook Airを実際に使ってみて、性能は全くといっていいほどi9 MacBook Proと遜色ない感じがしました。もちろん画面が小さいのは使いにくいですが、出先でガッツリ使うわけでもないと考えれば、また下でも紹介しますがResolutionatorで解像度を上げればだいぶ表示できる内容が増えるのでそこまで問題ないです。更に当然Mission ControlやApplication Exposeを使えばウインドウ間の移動も苦になりませんね。

インストールしたアプリ・ユーティリティ

今回MacBook Airにインストールしたアプリやユーティリティは以下の通りです。何か他にもいいよ!というのがあれば教えてください。SNSアプリやブラウザ機能拡張などは除きます。

ユーティリティ

  • PathFinder(有料):横分割ができて、ファイルやフォルダのコピペができるようになるファイラー(純正Finderもっとがんがれ)
  • Resolutionator:システムで設定できる範囲を超えた様々な解像度を設定可能になる
  • ⌘英かな:左右のコマンドキーを単発で押すと英語と日本語IMEを切り替えられる
  • BetterTouchTool(有料):トラックパッドやマジックマウスの複雑な操作を可能にする
  • OnyX:システム修復やカスタマイズ

FTP

IME

動画編集アプリ(GoProカート動画編集用)

  • Telemetry Overlay(有料):GoProで撮った動画とGPSデータを正確に同期して、各メーター類をつけてくれるスグレモノアプリ
  • LosslessCut:動画を劣化させずに簡単に切り抜きができるツール
  • WonderShare Filmora(有料):最終的に動画に字幕をつけたり色々と編集できるアプリ

Switch用モニタツールアプリ

  • OBS(Open Broadcaster Software):SwitchのモニタとしてMacを使用できるようになるアプリ
  • LadioCast:Switchの音声をMacBookのスピーカーから出せるようにするアプリ

VPNアプリ

  • 1coinVPN専用アプリ:手前味噌ながらうちのVPN用専用アプリです
  • Clash X for Mac:これもうちのVPNを使うためのサブ

そんなわけでほぼこれでこれまでのMacBook Proと同じように使えるようになりました!

i9 MacBook Pro 16-inch 2019年モデル、買い取り価格は?

さてさてラクウルに出した、下取り用のi9 MacBook Pro 16インチ 2019年モデルはいったいどんな値段がついたのでしょう?

じゃじゃん。

 

下取りに出したi9 MacBook Pro 2019モデルの詳細ですが、i9 2.4GHzは当時最高級スペック、メモリ32GB、SSDが2TB、Radeon Pro 5500Mもいいやつ選択、といわゆる全部盛りのBTOだったんですが、増額クーポン入れて総額81,000円でした!購入したときはたぶん40万円超えていたと思うんですが、まあ、こんなものかな。。という感じ。今回査定に影響したとされるキートップテカリはどうしようもないですし、パームレスト塗装剥がれといわれても、MacBookのシルバーってアルミのアルマイト加工のはずで塗装はないはずなんですがまあいいか。。きっとすり減ってたんでしょうね。キーボードカバーやパームレストカバーみたいなのをつけておくと中古の査定ではよいのかもしれないですが、MacBookにキーボードカバーやパームレストつけるとちゃんと閉じられなかったりディスプレイが汚れたり最悪圧迫されておかしくなったりするのでお勧めはできないです。究極は外付けキーボードを使うということだけど、それだとMacBookを使う意義がなくなると思うので、まあその辺はケチらないで使うのが精神的にはよいかもしれないです。管理するデバイスやモノを増やしたくないですからね。

M3 MacBook Airが224,800円だったので、上記の買い取り価格から更に250円の振込手数料を除いた下取り分80,750円を引くと、今回144,050円で購入できたことになります。もう今後はたぶん大きいMacBook Proを買うようなことはないと思いますし、Mシリーズチップは非常に強力でメモリ管理も素晴らしいので、もっとミニマムな構成で買っていく感じにしていこうと思いました。MacBookはあくまで持ち歩くのがメインですしね。

やっぱりMacが最高

折しも、7月19日に世界中でWindowsがブルースクリーンになってしまうというとんでもない事件が発生しました。クラウドストライク社のCrowdStrike Falcon Sensorのcsagent.sysがやらかした案件となったわけですが、Macではこの問題は発生していません。というわけで、私はもう30年前からApple Macユーザですが、やはりMacは最高だと思うのです。値段はWindows機に比べたら割高ですが、今や独自でチップを開発し、それに最適化したシステムで管理をしているのですから、パフォーマンスやセキュリティが最強なのは間違いないのです。ぜひ皆さんもMacBook含むMacを一度使ってみてください。iPhoneをご利用なら、なおさらです。

記事は以上です。

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