デュアルレンズのおかげか、5.5インチiPhone 7 PlusのiPhone 7シリーズ内のシェア率が40%に

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Appleが5.5インチのiPhone Plusシリーズ、いわゆるファブレット(Phone+Tablet=Phablet)サイズをリリースしてから既に3年が経つ。そして最初の2年は、5.5インチサイズのPlusの全体のシェア率は30%にすぎなかった。

iPhone 7シリーズから、5.5インチiPhone “Plus”のシェア率に変化が

そして今年リリースされたiPhone 7とiPhone 7 Plusでは、この2種類の差が更に大きく開いた。iPhone 6シリーズとiPhone 6sシリーズはカメラの光学手ぶれ補正の有無とバッテリー持続時間くらいの差だったが、iPhone 7 Plusにはデュアルレンズカメラが搭載され、ハードウェア性能的に、また見た目にも大きく差がついたことが、5.5インチのiPhoneのシェア率を高めることに繋がったようだ。

iphone7plus

iPhone 7 Plusのシェアが40%に、来年モデルでは更に増加か

サプライチェーンからの情報によれば、iPhone 7 Plusの出荷台数は、今年のiPhone 7シリーズ全体の中で既に40%に達したという。昨年までの30%に比べ、10%も数字を伸ばしたことになる。またサプライチェーンは、来年の5.5インチiPhoneのシェアは更に拡大するとみているようだ。

 

来年モデル【iPhone 7sシリーズ】の情報

これまでの噂では、来年のiPhoneは3種類になるといわれている。そのうちの2つはiPhone 7sとiPhone 7s Plusで、従来のiPhone 7/7 Plusのアップグレード版となり、そしてもう1つがiPhone販売10周年を記念した5.8インチの有機ELディスプレイ(OLED)搭載のハイエンドモデルも登場するのではないかといわれている(iPhone 8になるとも。また、そのモデルの存在を否定する報道もあった)。

 

来年の5.8インチ有機ELディスプレイモデルはフォックスコンが主に組立を担当か

サプライチェーンからの情報によれば、来年の5.8インチのiPhoneは基本的にはフォックスコン(Foxconn、富士康)で組み立てられることになり、フォックスコンへの割当率は95%にも上るのではないかとされている。そして同じくApple製品の組立パートナーのペガトロン(Pegatron、和碩)は4.7インチの新型iPhone、iPhone 7sの65%を担当するのではないかとみられている。

Appleの3番目の組立パートナー、ウィストロン(Wistron、緯創)については、まだ次世代iPhoneの受注があったかどうかはわかっていない。ちなみにウィストロンはiPhone SEの製造を担当していたことで知られている。

 

画蛇添足 One more thing…

来年の5.8インチモデルはガラス筐体になって外観に変化があり、ワイヤレス充電機能や、ホームボタンが画面に埋め込まれてベゼルレスになるなどの情報もあるが、それをAppleが来年リリースするかどうかは不透明だ。再来年モデルの検討なのかもしれない。

ただ、来年のiPhone 7sシリーズにiPhone 7からの外観の変化があまりなかった場合は、Appleは4年も同じデザインを採用することになる。

記事は以上。

(記事情報元:WeiPhone

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