Appleによる、幻に終わった恐ろしい構想
懐かしき1996年。
まだApple(アップル)の株価が米映画「インディペンデンス・デイ(Independence Day)」のビデオテープの価格よりも安かった。
そんな時代に、Appleはかなり恐ろしいアイデアを考えていたようだ。
彼らはAppleコンピュータをテーマにしたネットカフェを、
当時流行っていたテーマカフェブームに乗せようとしていたらしく、
まず手初めにロサンゼルス(Los Angeles)に1店舗目を出して、
その後全世界で展開するつもりだったらしい。
もちろん、皆さんご存じのように最終的にそれは実現しなかった。
もし上記のようなAppleテーマカフェができていたら、
マクドナルドのドナルド・マクドナルドや、
ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダースのようなマスコットキャラとして、
「スティーブ・ジョブズ・ピザ」が恐らく最も人気のあるメニューになっただろう。
なんと構想のうちの一部が現実に!?
まあ過去のことはどうであれ、
もしあなたが過去20年間、
Appleの前CEOのスティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)を信奉していて、
彼をかたどった食べ物を追究していたとしたら。。
なんと今がそのチャンスだ!
もしあなたがプエルトリコ(Puerto Rico)への航空チケットをゲットできたなら、
Papa’s Pizzaというピザ屋さんに行ってみるといい。
そこではピザアーティストのウィルヘルム・ロドリゲス(Wilhelm Rodriguez)のデザインした、
こんな「ジョブズ・ピザ」を食べることができるのだ。
いつ食べるの?今でしょ!(古い?)
ジョブズ・ピザって・・・
しかしこのピザを見るにつけ、2つの疑問が浮かんでくる。。
1つめは、ジョブズ自身は基本的にフルーツしか食べない人(菜食主義者ではなくフルーツ食主義者)だったことだ。
そんな彼が自分の主義に真っ向から刃向かうような食べ物「ピザ」の上に自分の肖像が載ることに、
どんな気分を覚えるだろう。
きっと彼はそんなものを贈られたら、
窓から投げ捨てるんじゃないだろうか(Macの20周年アニバーサリーモデルと同様に)。。
もう1つは、ピザはApple社のロゴをかたどっているため、
明らかに「かじられて」いる。
一口分少なくて、損した気分になるじゃないか。。
プエルトリコのPapa’s PizzaへGo!
もちろん、プエルトリコのPapa’s Pizzaには、
ジョブズ・ピザ以外にも色々な独創的なグルメが並んでいるという。
スティーブ・ジョブズファンじゃなくとも一回は行ってみたいところだ。
また、ジョブズ・ピザをデザインしたウィルヘルム・ロドリゲスは、
ユニークなピザのデザインだけではなく、
ピザをアクロバティックに作ることでも有名だ。
ぜひこの目で見てみたいものだ。。
記事は以上。