xiaolong 
長らくブログを更新できず申し訳ございませんでした。どうなったの？という連絡を各方面からいただきまして、ここにお詫び申し上げます。
ここ暫く主にASEANへの海外出張が続いていたこと、ここ数日、ブログサーバに大量のスパム攻撃があったことでその対策をしていたこと、そして極めつけは誕生日の次の日の朝に、メインで使っていたMacBook Pro 13インチ Ultimateモデルが急に全く起動しなくなったという問題があり、ブログ更新どころではない感じだったのです。。
まだ買って1年も経っていないのに全くうんともすんともいわなくなってしまったので、さすがに焦り、その日にマカオ（澳門）のApple Storeに持ち込んで修理依頼をすることにしました。向かうはApple Cotai Central。カジノリゾートひしめくコタイストリップの通り沿い、サンズの北西の端にApple Cotai Centralはあります。
入ったら、2階へ、と言われたので店舗の横の階段から上ります。いちいち、オシャレですよね。
早速2階でジーニアスに予約を入れます。なんと日本語が喋れるスタッフでした。30分ほど待って欲しいというので待っている間、Apple WatchのNikeスポーツバンドを衝動買い。。何やってんだ。なおその接客してくれたスタッフも日本語が話せました。とはいえ、私の中国語（普通話）の方が断然うまいので、中国語で話しましたが。
ジーニアスに対応してもらってる人が、こんな服着てました。。よくわかんないす。マカオの人って日本好きですからね。
そして私の番が来ました。。開けて調べてもらったところ、なんと基板が壊れているのと、バッテリーが膨張しているのが原因だそうで、部品取り寄せを含む修理に10日ほどかかるといわれました。もちろん浸水がなければ無償修理にはなるとは言われたのですが、10日メインマシンが使えないでは全く仕事にならないです。。
仕方ないので以前から狙っていたMacBook Pro 16インチを買おうとしたのですが、UltimateモデルがマカオのApple Storeでは33,899MOP（パタカ）。それに比べ、香港のは30,579HKD。MOPとHKDはそれほど大差はないので、約3,000HKDもの差があるのは納得いかないので（さすがにApple Storeの店員も、私もおすすめしません、といっていました。どうやら差額は税金のようです。マカオは香港と同様無税だと思っていたので意外でした）、2日だけiPad Proで我慢して仕事し（ものすごいストレス）、次の日に香港に行くことにしました。
そして香港は尖沙咀カントンロード（廣東道）のアップルストア、Apple Canton Roadに行って、、早速買ってしまいました、Ultimateモデル。
スペックは以下の通りです。
- 第9世代の2.4GHz 8コアIntel Core i9プロセッサ（Turbo Boost使用時最大5.0GHz）
- 32GB 2,666MHz DDR4メモリ
- AMD Radeon Pro 5500M（8GB GDDR6メモリ搭載）
- 2TB SSDストレージ
お店で買える、Apple最高級のMacBook Proです。色もスペースグレイ。ただ、メモリが32GBなのだけが唯一悔しいところですが。
製品は店舗内で開封し、箱はお店に置いていきました。箱を持って中国に入ると、関税を取られてしまう可能性があるので。
要注意なのは、香港のMacBook Proは電源アダプタがいわゆるイギリス仕様のでかい3ピンで、中国大陸や日本では刺さらないこと。というわけで、別途アダプタを買う必要がありました。130HKD近くで、iPadに使える充電アダプタを買わされました。なんかちょっと違う感じがしましたが、Appleだから仕方がないですね。。
さてMacBook Pro 16インチ Ultimateモデルですが、ファーストインプレッションは。。でかい！重い！です。13インチからの乗換だと、余計にそう感じます。ただ、2014年モデルのMacBook Pro 15インチを使っていたので、それに比べると薄く軽くなった気はします。
使ってみて、速度はもちろん申し分なし。私はブラウザでタブを数十個開きっぱなしにするのですが、それでもなかなかCPUはヒートアップしませんね。それから評判通りスピーカーの性能がとんでもなくいい感じです。BGMレベルなら、しょぼいBluetoothスピーカーなんかよりよっぽどすごいです。
シザースイッチ機構キーボードに逆戻りとなったキーボードですが、キーストロークがバタフライキーボードよりもぐっと深くなり、個人的にはバタフライキーボードのあのペチペチとした安っぽい入力感よりもこっちの方ががっつり打ってる感じでしっくりきます。以前の2014年モデルのMacBook Proに戻った感じです。キーピッチもバタフライキーボードよりも離れていて、押し間違いがかなり減った気がします。しかもescキーが独立しているのも素晴らしいです。カーソルキーも押しやすくなりました。
更によかったのが、MacBook Pro 13インチで使っていたPhilipsのUSB-C外付けアダプタ、BlueLoungeのスタンド、Ten 1 DesignのiPadクリップがそのまま16インチでも流用できたことです。これで電源アダプタの変換アダプタ以外の余計な出費は全くなくできました。
データも殆どクラウドに置いていたので、クリーンインストールでの復旧も1日以内で完了しました。ただ、自分の入れていたソフト・アプリや設定などをあまり整理していなかったので、ちょっと苦労しました。この辺も含め、MacBook Pro 16インチモデルの使用感は今度別途記事にまとめたいと思っています。
ドナドナになったMacBook Pro 13インチは、修理完了後に中国版メルカリとでもいえる闲鱼で売ろうかと思っていますが、もし中国大陸にお住まいの方でご入り用の方には少し値引きしてお譲りしようかと思います。もしご希望の方がいらっしゃいましたら、お問い合わせフォームにてご連絡ください。
それでは、引き続きブログをどうぞよろしくお願いいたします。