Appleは新型16インチMacBook Proのスピーカーで音が跳ねる(ポップする)ような不具合に対して原因調査を進めており、今後ソフトウェアアップデートによって対応するという内部資料をMacRumorsが独自に入手しています。
その内部資料は、Appleが各Apple StoreのGeniusやサービスプロバイダに対して出したものとみられ、以下のように書かれているということです。
MacBook Pro(16インチ、2019)で再生が停止したときに、ポップ音が聞こえる場合
Final Cut Pro X、Logic Pro X、QuickTime Player、Music、Movies、またはその他のアプリケーションを使用してオーディオを再生する場合、再生が終了した後、スピーカーからポップ音が聞こえる(音跳ねする)場合があります。Appleはこの問題を調査しています。修正は、将来のソフトウェアアップデートで計画されています。これはソフトウェア関連の問題であるため、サービスをセットアップしたり、ユーザーのコンピューターを交換したりしないでください。
先月16インチMacBook Proが発売されて間もなく、一部の顧客は、MacRumorsフォーラム、Appleサポートコミュニティ、Redditなどでこの音跳ねの問題について懸念を表明し始めました。正確な原因は不明ですが、Appleはハードウェアの問題ではなくソフトウェアの問題であるとしています。
具体的には、音跳ね(ポッピング)とはこのような現象が起こっています(YouTube動画参照)。
音を出している途中にポンポンというような音が聞こえたり、音をストップした際にパチッというような音が聞こえるのがわかると思います。これは明らかな不具合ですね。
Appleは昨日、デベロッパ向けにmacOS Catalina 10.15.2 beta 4をリリースしていますが、このバージョンではこの音跳ねの問題は修正されていないということです(9to5Macによる)。
ハードウェアでなくソフトウェアで対応できるのであれば、簡単なパッチでもリリースすればよいのに、と思うのですが。。Final Cut Pro X、Logic Pro Xなどでこの問題が起こると、プロユースにも影響が出てきます。Appleには早急な対応が求められています。
私はまだMacBook Pro 16インチの購入は時期尚早と思っていましたが、ますます待った方がいいなという感じがしてきました。2018年モデルのMacBook Pro 13インチを買ったので、特に急いではいませんが。。
記事は以上です。
(記事情報元:MacRumors)