Appleは日本時間本日2019年12月11日未明(午前2時頃)に、iPhone用OS、iOS 13.3及びiPad用OS、iPadOS 13.3をリリースしました。iOS 13としては通算8個目のバージョンアップです。一つ前のバージョン、iOS/iPadOS 13.2.3から3週間経ってのリリースとなり、ここ暫くiOS 13は頻繁なアップデートを繰り返していることになりますが、1つ前のiOS 13.2.3はその中でも比較的もったほうだといえるかもしれません。小数点1桁アップデートのため、機能が追加され、バグ修正なども多く行われており、アップデータの容量も大きくなっています。
iOS 13.3 アップデートの内容・修正点、リリースノート
AppleはiOS 13.3のアップデートのリリースノートで以下のように記しています。
iOS 13.3には、改善とバグ修正並びにスクリーンタイムのペアレンタルコントロールの追加機能が含まれます。
スクリーンタイム
- 新たに追加されたペアレンタルコントロールの機能でお子様が通話、FaceTime、メッセージできる相手を制限可能
- 親または保護者は、お子様用の連絡先リストを使用して、お子様のデバイスに表示される連絡先を管理可能
株価
- リンクの記事と関連した記事や同じ出版物の記事をそのまま閲覧可能
このアップデートにはバグ修正とその他の改善も含まれています。このアップデートには以下が含まれます:
- “写真”でビデオをトリミングしているときに新しいビデオクリップの作成が可能
- SafariにNFC、USB、LightningのFIDO2準拠のセキュリティキーへのサポートを追加
- “メール”で新規メッセージをダウンロードできない場合がある問題を修正
- Gmailアカウントでメッセージを削除できない問題に対処
- Exchangeアカウントでメッセージに不正文字が表示されたり、送信メッセージが複製されたりする場合がある問題を解決
- スペースバーを長く押した後にカーソルが動かなくなる場合がある問題を修正
- “メッセージ”経由で送信されたスクリーンショットがぼやけて表示される場合がある問題に対処
- スクリーンショットを切り取ったりマークアップを使用すると“写真”に保存されない場合がある問題を解決
- ボイスメモの録音をほかのオーディオAppに共有できない場合がある問題を修正
- “電話” Appの不在着信バッジが消えない場合がある問題に対処
- モバイルデータ通信設定が誤ってオフとして表示される場合がある問題を解決
- “反転(スマート)”が有効のときに“ダークモード”をオフにできない問題を修正
- 一部のワイヤレス充電器の充電速度が仕様より遅い場合がある問題に対処
Appleソフトウェア・アップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
iPadOS 13.3 アップデートの内容・修正点、リリースノート
AppleはiPadOS 13.3のアップデートのリリースノートで以下のように記しています。
iPadOS 13.3の新機能
スクリーンタイム
・新たに追加されたペアレンタルコントロールの機能でお子様が通話、FaceTime、メッセージできる相手を制限可能
・親または保護者は、お子様用の連絡先リストを使用して、お子様のデバイスに表示される連絡先を管理可能株価
・リンクの記事と関連した記事や同じ出版物の記事をそのまま閲覧可能このアップデートにはバグ修正とその他の改善も含まれています。このアップデートには以下が含まれます:
・“写真”でビデオをトリミングしているときに新しいビデオクリップの作成が可能
・SafariにNFC、USB、LightningのFIDO2準拠のセキュリティキーへのサポートを追加
・“メール”で新規メッセージをダウンロードできない場合がある問題を修正
・Gmailアカウントでメッセージを削除できない問題に対処
・Exchangeアカウントでメッセージに不正文字が表示されたり、送信メッセージが複製されたりする場合がある問題を解決
・スペースバーを長く押した後にカーソルが動かなくなる場合がある問題を修正
・“メッセージ”経由で送信されたスクリーンショットがぼやけて表示される場合がある問題に対処
・スクリーンショットを切り取ったりマークアップを使用すると“写真”に保存されない場合がある問題を解決
・ボイスメモの録音をほかのオーディオAppに共有できない場合がある問題を修正
・モバイルデータ通信設定が誤ってオフとして表示される場合がある問題を解決
・“反転(スマート)”が有効のときに“ダークモード”をオフにできない問題を修正このアップデートのセキュリティコンテンツについては、以下のWebサイトをご覧ください:
https://support.apple.com/kb/HT201222
iOS 13.3の主な変更点
このiOS 13.3ではスクリーンタイム機能の追加とペアレンタル機能の強化が図られています。が、ヘヴィーに使う人にはあまり関係なさそうです。。お子様がいらっしゃる方などは、よいでしょうね。
iOS 13自体が全体的にバグが多いOSのため、今回バグ修正もかなり行われています。これで正常に動くようになるというのですが。
なお、新機能追加やバグ修正もありますが、同時にセキュリティもかなり改善されている可能性が高いため、特別な事情がない限り、全ての方にアップデートが推奨されます。
アップデートはOTAで可能
iOS 13.3やiPadOS 13.3へのアップデートは、端末の設定>一般>ソフトウェアアップデート、或いはiTunesから可能です。なお、アップデートパッケージのサイズは小数点1桁アップデートとしては普通で、iPhone XS MaxでiOS 13.2.3からアップデートする場合は871.8MBとなっています。1GBに近いのでかなり大きいです。
小数点1桁アップデートなので、アップデートにかかる時間はかなりかかります。アップデート実行中には作業ができなくなるので、アップデートはやはり時間に余裕を持って行いましょう。また、安定したWi-Fiが入るところで充電をしながら行うのが確実です。一番いいのは寝る前にダウンロードして、その後インストール(アップデート)指示をしておくことですね。
他のOSも一斉アップデート
なお、今回のiOS/iPad OS 13.3リリースに伴い、Appleの他のOSも軒並みアップデートしています。
macOS Catalina 10.15.2
以下がAppleによるリリースノートです。MacBook Pro 13インチ Late 2018年モデルのmacOS Catalina 10.15.1からのアップデータは3.46GBもありました。
macOS 10.15.2アップデート
macOS Catalina 10.15.2アップデートを適用すると、Macの安定性、信頼性、およびパフォーマンスが向上します。このアップデートをすべてのユーザに推奨します。
このアップデートには以下のバグ修正および改善が含まれています:
ミュージック
- ミュージックライブラリを管理するためのカラムブラウザ表示を復元
- アルバムアートワークが表示されない場合がある問題を解決
- 再生中にミュージックのイコライザ設定がリセットされる場合がある問題を修正
iTunes Remote
- Macの“ミュージック”およびTVアプリケーションでiPhoneまたはiPadを使用したリモート制御に対応
写真
- 一部の.AVIファイルおよび.MP4ファイルが未対応として表示される場合がある問題を解決
- 新規に作成したフォルダが“アルバム”表示に表示されない問題を修正
- アルバム内の手動で並べ替えたイメージが正しい順序でプリントまたは書き出されない場合がある問題に対処
- プリントのプレビューで拡大して切り取るツールが機能しない問題を修正
メール
- “メール”の環境設定を開くと空白のウインドウが表示される場合がある問題に対処
- 取り消す操作を実行しても削除したメールを取得できない場合がある問題を解決
その他
- ブックとオーディオブックをiPad/iPhoneにFinder経由で同期するときの信頼性を向上
- “リマインダー”アプリケーションの“今日”のスマートリストで、リマインダーが正しくない順序で表示される場合がある問題を修正
- “メモ”アプリケーションでタイプ入力の反応が遅くなる場合がある問題を解決
このアップデートについて詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/kb/HT210642
このアップデートのセキュリティコンテンツについて詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/kb/HT201222
watchOS 6.1.1
セキュリティアップデートがメインです。
tvOS 13.3
パフォーマンスと安定性が改善しています。
iOS 12.4.4
旧iOSデバイス用のiOS 12.4.4もリリースされています。このバージョンでは主にセキュリティアップデートが施されています。
iPhone 11シリーズ用を含む、iOS 13.3/iPad 13.3オリジナルファームウェアのダウンロードはこちらから
最新の【iPhone 11/iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro Max】用も含め、iOS/iPadOS 13.3のファームウェア(OFW)のダウンロードリンクはこちらです(順次アップデート予定)。
基本的にはiOSは最新バージョンにしか復元できないようになっていますが、先にファームウェアをダウンロードしておいて複数台をアップデートする、或いは一つ前のiOSでSHSHが発行されているバージョンへのダウングレードやバージョン維持復元の用途でお使いいただけると思います。
記事は以上です。