iOS 12 beta 5に、AirPods 2とみられる画像と識別子が発見される

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9to5Macの報道によると、本日未明にAppleからデベロッパ向けにリリースされたiOS 12 beta 5(デベロッパプレビュー版)の中から、次世代AirPodsとされるAirPods 2(次世代AirPods、AirPods 第2世代)のものと思われる画像と識別子が発見されました。

ケースの外側に充電状態を示すランプが搭載

airpods2

画像をよく見てみると、ケースの外部に充電状態を示すランプがあるのがわかります。左側が緑色に点灯していて、フル充電が完了していることを示しています。右側はアンバー色になっていて、充電中であることを示すということです。これは昨年9月の新製品発表スペシャルイベントで発表された充電マット「AirPower」に対応するものとみられ、ケース自体がワイヤレス充電に対応し、そして外から充電状態なのか、それとも充電されていないか或いは充電が完了したかがわかるようになると思われます。

初代AirPodsではケースを開けたところに充電状態を示すランプがあったのですが、これではワイヤレス充電中に本当に充電されているかどうかがわからないためと思われます。Appleは「Magic Mouse 2」から電源状態を示すLEDを廃止するなど、ユーザビリティに欠けるようなことを行ってきましたが、今回の「AirPods 2」の対応はかなりユーザーフレンドリーであるといえるのではないでしょうか。

AirPods 2はAirPods 1,2に

またiOS 12 beta 5では、次世代AirPodsの識別子が「AirPods 1,2」であることがわかりました。初代AirPodsはAirPods 1,1だったので、AirPods 2,1にならなかったということは、AirPods 2はもしかしたらほぼ機能の大幅なアップデートはなく、ケースのワイヤレス充電対応とケース外部に充電状態ランプを示すLEDが追加されただけのモデルになるのかもしれません。

名称も、もしかしたらAirPods 2にはならない可能性もありますね。

次世代AirPodsの発売時期は遅れていて、未定

しかしこのAirPods 2がいつリリースされるの?と疑問に思われる方も多いと思います。

昨年9月に次世代AirPodsが発表された際に、発売時期は翌年(2018年)の初め頃とされていました。しかし記事公開現在の7月になっても発売されていません。ここまで来ると、単独でリリースされることは考えにくく、9月の新型iPhoneの新製品発表イベントでリリース発表されるのではないかと思われますが、遅れの原因は恐らく製造上の問題なのではないかと推測されます。

AirPods購入は来年モデルまで待った方がいいかも?

これまでの噂では、Appleは2019年にAirPodsの”プレミアム版”をリリースするのではないかとされています(同時に新しいHomePodと、スタジオクオリティのヘッドフォンがリリースされるともいわれています)。

プレミアム版AirPodsでは、ノイズキャンセリング機能と防水機能(といっても水泳中に聴けるというものではなく、雨や汗から守る程度)、そして接続距離が伸びるとされています。また心拍センサーなどの生体センサーも追加されるのではないかと噂されています。

となると、ワイヤレス充電機能を重視するのであれば今回リークされた次世代AirPodsを買ってもいいと思いますが、もし初代をお持ちの方か、またもっと機能が強化されたAirPodsを買いたい方は、来年以降まで待った方がいいかもしれません。

記事は以上です。

(記事情報元:9to5Mac

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