新しいAirPods(AirPods 2?)とみられるデバイスの型番が、BSIG(Bluetooth Special Interest Group)のデータベースに11月1日に掲載されていたことがMySmartPriceによって報道されました。新たに掲載された型番は、A2031とA2032です。これらはそれぞれ、左側と右側のAirPods 2のものではないかとみられます。この2種類は、既にBluetooth認証プロセス(BQP、Bluetooth Qualification Process)を完了しています。
AirPods 2のハードウェアバージョンはREV1.1、初代AirPodsはREV1.0
データベースを見ると、今回新たに掲載されたAppleのAirPods 第2世代とみられるデバイスのハードウェアバージョン番号はREV1.1となっていて、初代AirPodsはREV1.0であることから、これはやはりAirPodsの後継機種であることがわかります。そして新しいAirPods 2では、iPhone/iPad/MacなどにBluetooth 5.0で接続できるようになります。
AirPods 2が開発されているのは明らか
新型AirPodsでは、ワイヤレスチップのアップデートが行われ、”Hey Siri”機能が使用可能になるというティージングがAppleの9月の新製品(iPhone XSシリーズ/XR/Apple Watch Series 4)発表イベントで流れたムービーの中で行われましたが、結局AirPods 2はその9月のイベントと10月末のイベントで発表されることはありませんでした。しかし、ティーザーがあったということは、Appleは次期AirPodsの開発を進めていることは確かです。音質の向上や、防水性能の向上も行われる可能性もあります。
今回BSIGデータベースに載ったことで、ともかく次世代AirPodsの今後の登場は確実となったといえそうです。
また、Apple公式サイトのAirPodsのページでは、こちらも未発売のマルチデバイス対応ワイヤレス充電パッドAirPowerの上に別売りのAirPodsワイヤレス充電ケース(発売日未定)を載せて充電可能であることが画像入りで入っています。充電ランプが付いているのが特徴ですね。AirPods 2ではこのケースが標準で付属される可能性が高いといえるでしょう。
AirPods 2の発売日は?
さて、気になるのがAirPods 2(次世代AirPods)の発売日ですが、初代AirPodsの例を見てみると、BSIGのデータベースに掲載されたのが2016年11月20日で、販売されたのは同年12月13日だったため、掲載から23日での発売となっていました。もし同じペースで発売されるのであれば、AirPods 2は11月末か12月頭頃には登場するということになるかもしれません。ただ、その時期にリリースできるのであれば10月末のiPad Pro/Mac miniのアップデート発表イベントで発表されてもおかしくなかったと思うのですが。。
記事は以上です。
(記事情報元:MacRumors)