Appleは先日、MacBook Proをアップデートしました。その内容は殆どがインテル(Intel)のCore iシリーズのプロセッサがアップデートしたことに伴うものでした。それ以外のアップデート内容はほぼおまけ程度といえるでしょう。しかし、12インチ無印MacBookにはアップデートは来ませんでした。その原因とはなんでしょうか?
原因はインテルプロセッサの製造プロセスの遅れ
実はインテルの製造プロセスの更新時期が大幅に遅れたことが原因といわれています。インテルの計画の遅れが、次世代は13インチになると噂されている無印MacBookが先日アップグレードされず、そして次世代においても現在と同じ14nmプロセスのプロセッサが採用される可能性があるのです。
10nmプロセスの遅れがMacBookの遅れの決定的な原因か
經濟日報によると、Appleの次世代MacBookでは、もともとはインテルの10nmプロセスのCannon Lakeプロセッサが採用される予定でしたが、インテルが10nmプロセスの量産がまだ始められず、遅延が発生しているため、Appleは14nm++プロセスのKaby Lake Rプロセッサを採用するということで、それによって次世代13インチMacBookのリリースが先延ばしになってしまったと指摘されています。
サプライヤーの出荷状況にも悪影響が
また、サプライヤーからの情報によると、新型MacBookシリーズはプロセッサの製造プロセスにおけるトラブルの影響で、サプライヤーの出荷状況に影響しており、これはAppleにもサプライヤーにとっても、お互いによくない状況となっているということです。
MacBookがRetinaディスプレイ搭載入門モデルとなると、MacBook Airはお役御免か?
ちなみに13インチの次期MacBookがリリースされると、これまでの12インチMacBookが全て13インチに置き換えられるということです。そうなるとMacBook Airがどうなるかわかりませんが、この13インチMacBookがRetinaディスプレイを搭載するのは間違いなく、そしてRetinaディスプレイを搭載した入門モデルが登場すると、MacBook Airの立場や存在意義がなくなるため、収束になってしまう可能性もありますね。
もともと噂では、13インチMacBookは2018年後半発売予定だった
ところで、もともと13インチMacBookは今年2018年の後半に発売されるという噂があったため、もともと噂通りで、単にMacBook Proと同時にはアップグレードしなかっただけ、ともいえるかもしれません。もしかしたら、9月の新製品発表イベントで新型iPhoneと共に発表されるかもしれませんね。
記事は以上です。
(記事情報元:經濟日報)