これまで地球上に存在した会社の中で、最も速く売上高1兆円を達成した会社、それが中国のスマートフォンメーカー、シャオミ(小米,xiaomi)だ。代表の雷軍(Lei Jun)がスティーブ・ジョブズに傾倒していて、以前の発表会でジョブズと同じあの黒のタートルネックとジーンズという格好でプレゼンをしたことでも有名になった。
シャオミ「MI5」のシャーシと思われる写真がWeibo上でリーク
最近、そのシャオミの次世代フラッグシップモデル「MI5」のリーク情報が後を絶たない。以前何回もMeizu(魅族)MX4の実機写真を正確にリークしていたことで有名になった中国版Twitterの微博(Weibo)ユーザ@冷眼报告が、今度は今月15日にリリースされる予定の「MI5(或いはMI4S)」の写真をリークし、現行品のMI4との比較をしている。
下の画像の下にあるのがMI5とされるもので、上が現行品のMI4だ。幅を見るとMI5とされるもののほうがMI4よりも若干広くなっており、厚さは明らかに薄くなっている。またデータケーブルコネクタとスピーカーの配置に明らかな変化が見える。
これまでリークしたMI5コンセプトと一致
以下の以前Foxconnからリークされたコンセプト図面(3Dレンダリング画像)と基本的に一致するため、恐らくそのようになるのだろうと思われる。
@Ubuntu团队によるシャーシ部品写真リーク
なお、先日12インチ版iPad(iPad Pro?)のものとされるシャーシの金型写真をリークした微博ユーザ@Ubuntu团队も、MI5のものとされるシャーシ写真を複数リークしている。
なんだか穴だらけのシャーシだ。。また、なんとなくカーブしているようにも見えるが、写真の具合なのかよくわからない。いずれにせよ解像度は非常に低い写真だ。
@Ubuntu团队による”本物”のMI5の3D画像リーク
そして、更に同じ@Ubuntu团队が先ほど、更にMI5のかなり本物に近いと思われるコンセプト画像もリークしている。@Ubuntu团队によれば、本物だが、色が合っていないとのこと。
これまでリークされたMI5のスペック
以前リークされたMI5(或いはMI4S)のスペック(仕様)としては、ディスプレイサイズは5.2インチ〜5.7インチ、端末サイズは140.89×71.4×6.1mm(MI4は139.2×68.5×8.9mmだった)、そしてシャーシ(真中部分)の材質はアルミ合金だということだ。ディスプレイ解像度は2,560×1,440pxで、CPUはQualcommのSnapdragon S805またはS810プロセッサ(3〜4GB RAM)、1,600〜2,070万画素の背面カメラと800万画素のカメラを搭載するというものがある。
それ以外にも、MI5のバックパネルはカーブを持ったデザインになるとされ、また両端が薄くなり、真ん中あたりが熱くなり、ホールド感が良くなるとのこと。
画蛇添足
Meizu等の中国国産メーカーの台頭によって最近少し中国で影が薄くなってきたシャオミ。どちらかというとインドでの急躍進の方が伝えられることが多い。
もしかなりできがいいのであれば、私もAppleのiPhoneがいつかダメになった時の代用として今のうちにシャオミのエコシステムに慣れておこうという気持ちもあるが、、
果たしてどんな製品に仕上がってくるのだろうか。1月15日が楽しみでもある。
記事は以上。