いつやるの?AppleのCEOティム・クックがモバイルペイメントに興味を持っていることを明かす

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Apple(アップル)の2014年2Q(会計年度)の財務レポートカンファレンスが終了した後、
CEOのティム・クック(Tim Cook)がウォールストリート・ジャーナル(WallStreet Journal)の取材を受けた。

クックは取材の中で再度財務レポートカンファレンスの内容を振り返った上で、
Appleの現在の価値は市場で非常に低く見積もられているという考えを再度強調した。
それ以外に、クックは他ではあまり話さないモバイルペイメント技術について語り、
将来のiOS製品にはこの機能を搭載することを否定しなかった。

ウォールストリート・ジャーナルの報道によれば、
クックは取材を受けたときに意味深な言葉を話したという。
「私はこれから私たちが販売する製品に誇りを感じるだろう。
あれは本当に素晴らしくて、これまでの全てと比べて完璧に近づいているからだ」と述べている。
字面からすれば、どんな製品かがわからないし、将来のことを述べているので、
正直クックは何も言っていないのと一緒ともいえよう。。
しかしいくつかのテクノロジーサイトはこれはiWatchのことを暗示しているのではないかと読んでいる。

クックは更に、現在のモバイルペイメント産業についての視点を語っている。
クックは「モバイルペイメントは非常に興味を持っている分野だ。
我々は既に8億ものiTunesのIDを持っているし、
多くのIDがクレジットカードと紐付けされている。
我々は既にTouch IDをiTunesのデジタルストアの中でのショッピングの認証に用いており、
つまりAppleもこの分野に非常に興味を持っているということになる」
と述べている。

ただ、モバイルペイメントにはハードウェアのサポートも必要だ。
そのためにはTouch IDだけでは不十分だろう。
Appleは将来、iPhoneやiPadにNFCやその他の技術によって、
何らかの非接触決済機能を持たせ、
iOSも同時に対応させる可能性がある。

ということで、CEOのクック自身もモバイルペイメントに興味を示していることが明らかになったわけだが、
正直他のAndroidデバイスやガラケーでは既に実現していることもあり、
Appleの動きはかなり鈍いと言うしかない。
ただクックは昨日の記事にも書いたとおり、
2014年2Qの財務レポートカンファレンス上で、
「Appleは一番乗りよりもよいものを作ることを優先する」とはっきりと宣言しており、
中途半端なものは作りたくないようだ。

モバイルペイメントの導入によってAppleの業績は更に伸びるのは間違いないだろうが、
それがいつになるかはまだ不明瞭だ。

記事は以上。

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