「TIME」誌が本日「2014年で世界で最も影響力のあった人物100人」を発表し、
今年はApple(アップル)のCEOティム・クック(Tim Cook)はその中に入っていなかったが、
iPodの父と呼ばれるトニー・ファデルがその中に入った。
トニー・ファデルは実際iPodの発案者で、
2006年から2008年までアップルのiPod部門担当上級副社長であった人物だ。
TIME誌によるファデルの入選の理由は、
iPodの父としてサーモスタットシステムのブランドNest Labsを創立したことだった。
TIME誌はファデルを情熱と天賦の才能に溢れたエンジニアと評している。
以前ファデルはその手でiPodの生産ラインを作り上げただけではなく、
iPhoneの開発の仕事にも関わっていた。
最近ファデルがチームを率いて開発したNestは、
市場で最も美しく成功したサーモスタットシステムとなった。
Nestは既にGoogle(グーグル)に買収されたが、
我々は更にファデルの次のあっと世間を驚かせる作品に期待している。
しかし、ファデルはAppleの発展に非常に傑出した貢献をしたが(といっても資金面で独自の開発を諦めAppleに買収してもらうという道を選んだのだが)、
NestをAppleの競争相手であるGoogleに売ったことで、
Appleの役員達からは怒りを買っている。
例えば、Appleのインターナショナルマーケティング担当のシニア・ヴァイス・プレジデント(上級副社長)のフィル・シラー(Phillip Schiller)は、
Twitterで彼のフォローをやめたりしている(なんかちょっとせこい)。
記事は以上。
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