かつてはApple Storeと名付けられていたApple直営店(Apple Retail)。最近そのApple直営店での泥棒が相次いでいるようだ。やはり高額でみんなが欲しがるApple製品は、不法を働こうとする輩の格好の目標になってしまうのだろう。そして、また1つ、アメリカ・カリフォルニア州にあるApple直営店がやられた。
Apple Americana at Brand店舗で総額157万円を超えるiPhone 14台が盗難に遭う
ロサンゼルス・タイムズ(Los Angels Times)の報道で、現地時間の先週木曜日、カリフォルニア州グレンデール(Glendale)市の警察が発表したところによれば、既に信頼できる情報をもとに2名の容疑者が逮捕されたことがわかった。この2人の男性容疑者は、Apple Americana at Brandで14000ドル(約157万円)を超える商品を盗んで去ったのだという。
警察によると、この2名の男性容疑者は、1月30日の夜20:40にこのApple直営店に入り、製品が陳列されているテーブルから14台のiPhoneを”引き剥がし”たという。Apple直営店は昨年年末から、これまで設置されていた各デバイスへの防犯・盗難防止用のアラームケーブルを廃止しているのだが、まだ徹底されているわけではなく一部の店舗では残っているという。
警察は監視映像から容疑者を見つけ、木曜日にその画像を公開した。画像によれば2名の男性は両方とも黒人で、年齢は20〜25歳だという。公開された画像は以下の通り。
画蛇添足 One more thing…
Apple直営店は最近よく盗難に遭っている。やはり盗難後も高く売れるのが泥棒達にとっては魅力的に映るのだろう。盗難防止用のケーブルをなくすと同時にApple直営店ではスタッフの教育を怠らないようにしているということだが、ケーブルがあっても引っぺがされて持っていかれてしまうようでは、まだまだ盗難対策が甘かった可能性がある。
盗難が相次ぐようでは、Apple直営店もセキュリティの強化を考えざるを得なくなるかもしれない。
記事は以上。
(記事情報元:Los Angels Times)