昨晩はiOS7脱獄ユーザから突然多くの悲鳴が聞こえたようだ。
中国のニュースサイトWeiPhoneの記事(中国語)によると、
昨夜12時すぎくらいから、
多くのiOS7脱獄ユーザの持っているデバイスが突然勝手に電源起動時のリンゴマークが無限にループするモード(俗に言うリンゴループ)に陥ったという声が多く寄せられたとのこと。
専門家による調査が行われ、結局突き止められた原因は、
「Subtlelock」という脱獄アプリ(脱獄Tweak)だったようだ。
SubtlelockはiOS6以前の時代からもあった、
ロック画面の中で表示の配置を色々とカスタマイズできるtweakだ。
しかしこれが原因でリンゴループに陥ったのではとても困ってしまう。
今は現時点で最新の脱獄可能なiOS7.0.4やiOS7.0.5がまだAppleに認証されているので、
復元してしまえばこの問題は治るのだが、
もしその場で復元してしまうとバックアップしていないデータが消えてしまうのが問題だ。
それに今後iOSの新しいバージョンが出て、
脱獄ができなくなった場合は入獄するしかなくなってしまう。
しかし実は万一Subtlelockを入れた後にリンゴループに陥った場合、以下の方法で対処できる。
■Step 1
救出したいデバイス(iPhone)をPCやMac等の母艦にUSB接続する。
■Step 2
iToolsやiFunbox、91助手等のヘルパーツールでデバイスに接続。
■Step 3
Library/MobileSubstrate/Dynamic Libraiesに入り、
中のSubtlelockに関する2つのファイルを削除する。
以上で再起動すれば、リンゴループから抜けられるはずだ。
上記の方法は、他のtweakによるリンゴループにも応用できる可能性がある。
参考になればと思う。
もちろん、今回はSubtlelockのみの問題と判明したが、
他にも複数の脱獄tweakのコンフリクト(衝突)によって引き起こされることも考えられるので、
脱獄アプリや脱獄Tweakは何でもかんでもじゃんじゃんつっこんでいいわけではない。
既にiOS7対応の脱獄アプリ/tweakは500を超えているが、
私自身は外観カスタマイズ系は最小限にして、
あくまで便利に使うために脱獄を使用している。
(私が安定して使えているおすすめiOS7対応脱獄アプリのまとめ記事はこちら)
記事は以上。