10月22日に突如リリースされた、iOS8(iOS8.0〜iOS8.1.0)対応完全脱獄ツール”Pangu 8″。
しかし現在のバージョンは脱獄インストーラ”Cydia”が入らない不完全バージョンだ。Cydiaは既にiOS8に対応し、Cydia SubstrateもiOS8に対応したが、それでもまだまだテスト段階であることには変わりがない。
開発チームのPanguteamが、公式Weibo(中国版Twitter)にて注意事項を出しているのでお知らせ。
“Cydiaの現在のバージョンはまだテスト段階で、多くのバグを抱えている。比較的深刻なのは、例えば64bitデバイスにパスコードを設定しているとAppleロゴループに陥る問題だ。Panguteamは現在Cydiaの作者(Saurik)と綿密に連絡をとり、一緒に努力して早い時期にCydiaを修復できるように協力している。それまでには一般ユーザにはCydiaをインストールしないようにしてほしい。Cydiaが安定したらPangu脱獄ツールにCydiaをパッケージングする予定だ。添付画像はCydiaのトップ画面のスクリーンショットだ”
上記の通り、脱獄後にパスコードを設定するとAppleループに陥るのでは正直全く使い物にならないといっていいだろう。パスコードを設定しないとTouch IDも使えない。
一応当ブログでもiOS8をPangu 8で脱獄後の暫定的なCydiaのインストール方法を紹介しているが、自分で修復できる自信のない人は暫くCydiaをインストールするのはやめたほうがいいだろう。また、まだ多くの脱獄アプリや脱獄Tweak・プラグインがiOS8に対応しておらず、最悪の場合Appleロゴループに陥って復元せざるを得なくなる。暫く安定するまで、Pangu 8で脱獄した後そのまま待った方が良さそうだ。
記事は以上。