私はメインマシンとしてMacBook Air Late 2010モデルを使っているが、OS X Yosemiteにアップグレードしてからというもの何だか動きがおかしい。。
もちろん4年前に販売されたノートということで、型落ちしまくりで全体的なパフォーマンスに限界が来ているのはわかってはいるが、これまでMavericksまでは特に不満が無かったのに(正確に言えばMountain Lionまでは不満がなかった)、今回Yosemiteにアップデートしたらともかく動きがもっさりする。字を打っているとスローになって数文字打つのに何秒も待ったりする。これは仕事にもメインマシンとして使っている私としては非常にストレスがたまることだ。久々にMacBook Airのアームレスト部分をばしばし叩いてしまった(吹き出し口から埃が出てきた。。笑)
メンテナンスアプリのOnyxもまだYosemiteに対応していないし、Memory DiagやDisk Diagで騙し騙し使ってきたがもう限界。
アクティビティモニタで原因を探ってみたら、、メモリだった
なぜもっさりするのか、原因を探るにはやはりアクティビティモニタが一番だ。
CPUはもちろんいっぱいいっぱいなんだが、問題はメモリではないかということに気がついた。
特に仕事でメインで使うブラウザ、Google ChromeはまだYosemiteに完全対応しておらず、Chrome Helperが落ちまくる。
アクティビティモニタがChrome Helperの死屍累々。。
そして、なぜかすごくメモリを使っているのがATOK。これはさすがに使い慣れているので外すことができない。これを解決する方法をネットで探してもなかなか出てこない。ご存じの方は教えて欲しい。。
ChromeダメだこりゃとSafariを使っていると、Google系のサービス、特にGmailやGoogleドキュメントのメモリが肥大化してきてすごいことに。。
Safariを再起動すると収まるが、暫く使っているとどんどんメモリが肥大化してくる。まるでジョニー・ア〇ブ様のお腹のように。。あっと、そんなこと言ったら信者の皆さんに殺されちゃう。。
物理メモリ4GBでは足りない世界に
Late 2010のMacBook Airの物理メモリは全部盛りでも4GBだった。これ以上増やすことはできない。
しかし上のアクティビティモニタで現在使っているメモリをよく見ると、4GBはとっくのとうに使い切って、仮想メモリをその倍も8GBも使っている。10GBを超えることだってざらだ。SSDだからまだいいものの、これがもし遅いHDDでやっていたらと思うと冷や汗が出るレベルだ。
私は動画処理や画像処理のレンダリングような非常にCPUやメモリを食う作業は行っていないしそんなソフトも立ち上げていないが、SafariやChromeでの複数タブを開いたり、Twitter系やSkype、WeChat等のSNSやチャットアプリケーション、そしてExcelなども同時起動している。iPhoneを同期するためのiTunesも常時起動だ。
そして何よりも今時クラウドサービスを多用している。Dropbox、iCloud Drive、そして自宅の無線LANに繋げているクラウドストレージ、それにSafari上で動かしているGmailとGoogleドキュメント。
つまり、メモリ管理がダメなYosemite+重くなったSafari+クラウド時代のネットアクセスが重なると、16GBくらいメモリがないと収まらないということだ。
それに、私の場合は2006年に購入した唯一のアルミユニボディの”MacBook”(その後MacBookは白くなってしまった)からの遺産を引きずりまくっていて、それも重くなっている原因だ。もちろんクリーンインストールしてもいいのだが、恐らくそれでも肥大化したYosemiteのメモリの問題は解決しないだろう。
MacBook Pro 15インチを購入
こりゃいかん!ということで早速Macの買い換えを検討。
本当はMacBook Airの薄さと軽さが大好きなのだが、メモリは8GBまで。私の使い方では足りないということがわかっている。それにRetinaディスプレイじゃないのはさすがにもうきつい。
この間発売されたiMac 5K Retinaモデルも魅力的だが、引っ越しが多いのであのサイズはあまりに大きすぎる。ただノートでメインマシンに使うなら、、やはりMacBook Proでしょ!Retina搭載だし、しかも15インチにしたら作業領域も広がる!ということでメモリ16GB標準搭載のMacBook Pro 15インチモデルを購入することにした(増量できたらベストなのになあ。本音は32GBくらいほしい)。15インチでも重さは2kg。。我慢すれば運べるレベルでしょ。
私は日本にはいないので、香港で買うのが安いので香港のApple Storeで購入。
もちろんCPUがいい方のモデルで、更にCPUをアップグレード。
選べるオプションはCPUとSSDだけで、SSDは1TBもいらず、516GBもあれば十分なのでアップグレードせず。これで価格は20,388香港ドル(約284,280円)。最高級がこの価格ならまあ安い?
ちなみに日本では円安の影響で269,800円。ちょっと高くついたが。。まあいいか。日本には殆ど帰らないし、交通費の方が高い。
届くのは月末か来月頭とのことで、到着したら今更ながらレポートしてみたいと思う。
しかし最近のAppleはYosemiteといいiOS8といい、肥大化と不安定化と何でも十分にテストしないでベータ版状態でリリースしちゃうのがトレンドなのだろうか。
記事は以上。