中国のスマートフォンメーカー【シャオミ(小米、xiaomi)】は最近主にIoTによるスマートホーム業界にも進出し、【スマート電球】や【空気洗浄機(バルミューだのをパクったと話題になったが、エンジニア引き抜いただけなんでは。。)】などをリリースしてきた。最近は【Ninebot(九号平衡車)】という2輪コミューター(スクーター)をリリースし話題になっている(現在超品薄。買えるようになったら買ってレビューする予定)。他にも、シャオミの【電源タップ】が日本の2015年度グッドデザイン賞を受賞しているのはご存じだろうか。
そんなシャオミが、【浄水器】も出しているのだが、私の住んでいる地域では買えないので諦めていたところ、その浄水器と共にあるものをリリースしているのを見つけた。それが【水質TDS検査ペン】だ。
海外や災害現場で活躍する可能性が高い【水質TDS調査ペン】
日本は基本的に水道水が飲めるのであまり気にならないが、実は日本以外の海外で水道水が飲める国はごく少なく、私も海外在住なので水はミネラルウォーター或いは純水を買うか、水道水を湧かしてから飲むしかない。
最近は水道水を湧かして飲んでいるのだが、湧かすと湯沸かしポットにものすごい大量の水垢がつくことがわかった。1ヶ月も放っておいたら真っ白だ。そんなわけで自分が住んでいるところの水質はどのくらいなのか、気になる。。ということでまずはこの【水質TDS検査ペン】を買ってみた。
ちなみにこの【水質TDS検査ペン】、日本でも災害の現場などで水道水が確保できないときにも使える可能性がある。
シャオミ【水質TDS調査ペン】測定可能不純物
ちなみにこの【水質TDS検査ペン】で測定可能な不純物は以下の3種類らしい。
- 可溶性塩素
- イオン有機物
- 重金属イオン
まあ詳細はよくわからないが、とりあえず聞くだけでも口には入れたくないものだ。
シャオミ【水質TDS調査ペン】購入の儀
シャオミのオフィシャルサイトで39元(約750円)と安い!満足度も98.9%。
ということで早速ポチってみた。そして注文して翌日には到着。さすがだ。。
シャオミ【水質TDS調査ペン】開封の儀
Appleを含むブランドを意識しているだけあって、シャオミは全ての梱包にこだわっている。安いものでも安心感がある。
開封してみると、緩衝材のような中敷きに包まれて水質検査ペン本体が入っている。
水質検査ペン本体。体温計くらいの大きさだ。
シャオミ【水質TDS調査ペン】実際に使用してみる
TDSと書かれたボタンを押すと、0表示になる。単位はppm。
早速うちの水道水を白い小さめの容器にとって測ってみた。ほぼ1秒以内に結果が出る。うちは181ppmらしい。うわ、100越え。
ちなみにこの測定値ppmがどのような基準で判断されるのかはオフィシャルサイトのこの表が参考になる・・・のか?ppmとは、1リットルの水の中に含まれる溶解性の個体。mg単位とのこと。
- 0〜50:純度高い
- 50〜100:純度やや高い
- 100〜300:純度は普通
- 300〜600:水垢ができる
- 600〜1000:口あたりが悪い
- 1000〜:飲用に適さない
うちは181ということで一般的な純度とのことだが、水垢ができるのは間違いないのでこの基準はどうなの?と思ってしまう。。もちろんそのまま飲用することなどできるわけがない。
そこで、麺を茹でたお湯が冷めて、その上使用後の食器などを突っ込んでいて明らかに純度が低いと思われる水をこの検査ペンで測定してみた。結果。。(水が白濁しているのがわかるだろうか)
264ppm!普通の純度、ということなのだが。。さすがに飲む気がしない水だ。それでも264ppm。。うーむこの検査ペン大丈夫か?
よくわからない結果に
結局、見た目には汚いと思われる水もあまり測定結果が悪くないということに。本当に検査ペンの意味があるのかよくわからなくなってきた。安かったから、よかったけど。。
実は今回浄水器を買って配送を待っているところなので、浄水器を使った水と、あとは掃除してみてぞうきんを絞った水なども測定してみようと思う。続報を待て!(この記事は後日追記・加筆される予定)
シャオミ【水質TDS調査ペン】を日本でも買いたい!という方はこちら
日本でもAmazonで転売されている。1,600円と中国の小売価格の倍以上にぼっていて、中国深圳からの出荷のようだが。。すぐに手に入れたい人はどうぞ。
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記事は以上。