iOSシステムは他のモバイル・デスクトップ用OSと比べても安定したOSといえるが、時々おかしいバグが存在しており、指摘されることがある。そのバグの中には、とある操作をするとiOSデバイス(iPhone、iPad等)がフリーズしてしまうというものもある。
記事更新時点最新iOSでも使用可能な、コントロールセンターでiPhoneがフリーズするバグ
イタリアのサイトAmiciAppleによれば、最新のiOS 10.3.1やiOS 10.3.2ベータ版でも存在するバグがあるという。これは本当にフリーズするので試すのは控えて欲しいのだが、コントロールセンターを出して、同時にNight ShiftとAirDrop、そしてコントロールセンターの一番下のアイコンのアラーム、計算機、カメラのうちのどれか1つを選ぶとデバイスがフリーズし、数秒後に自動的に再起動する。もし再起動しなければ、ユーザはスリープボタン+ホームボタンを長押しすることで手動で再起動が可能となる。
デバイスに異常が発生するとよくないので、くれぐれも試さないように。。もし試すのであれば完全自己責任でお願いしたい。
これまでもあったiOSデバイスのフリーズバグ、SMSでフリーズするものも
iOSシステムには同様のバグがこれまでも発生している。2015年には、”Effective Power”というSMSを受け取るだけでiPhoneがフリーズしてしまうというものがあった。このバグは簡単にいたずらできるため、海外では瞬く間に広まった(日本ではSMSの利用がほとんどないためあまり広まらなかったが)。それ以外にも多くのバグが発見されているが、このようなバグを利用して相手にいたずらするようなことは一種の犯罪ないようなものだからだ。
セキュリティホール発見に繋がるか
ちなみにこれは一種のセキュリティホールで、これを利用した脱獄(ジェイルブレイク、Jailbreak)方法なども考えられるかもしれないが。。
小龍的にはこう思う:私もやってみた、確かにできてしまう。。ただし再起動ではなくリスプリング
私自身はiOS 10.3.1を搭載したiPhone 7 Plusで、コントロールセンターのカメラアイコンで試したところ、非常にタイミングはシビアながら、確かにフリーズして、その後自動的にリスプリング(Respring、SpringBoardの再起動)が発生した(再起動ではないようだ)。リスプリングについては脱獄をやっていればわかるだろう。。
記事は以上。
(記事情報元:9to5Mac)