iPhone 8のものとされるベンチマークの結果が公開【但しフェイク確定】

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iPhone 8_iPhone 7s_iPhone 7s Plus

本日、百度(バイドゥ)の掲示板”Tie Bar(贴吧)”のユーザ@找羊毛が、次世代iPhone【iPhone 8(iPhone X、iPhone Editionとも)】のものとされる、A11チップのGeekbench4のベンチマークスコアのスクリーンショットを公開した。それを未発表iPhoneのリーク情報をよく出している中国版Twitter微博(ウェイボ、Weibo)ユーザの@KK低调が微博上で転送して話題になっている。

ただし、これが本物かどうかは非常に疑わしいことはあらかじめお断りしておく。

iPhone 8_iPhone X_iPhone Edition_A11_GeekBench 4_ベンチマークスコア

iPhone 8_iPhone X_iPhone Edition_A11_GeekBench 4_ベンチマークスコア

 

ベンチマークスコアによるiPhone 8スペック(仕様)情報まとめ

上記の通り、これらのベンチマークテストのスコアやその他の情報は非常に眉唾で、本物かどうかについては非常に疑わしい。ただもしこれが本当だとしたらと仮定して、次世代【iPhone 8】の仕様をまとめてみた。

ディスプレイ

まず、上のGeekbench 4のスクリーンショットの画像そのものの縦横比が2.25:1で、これは次世代【iPhone 8】がフルスクリーンで、iPhoneがここ数世代外観が殆ど変わっていないという汚名を払拭するものになりそうだ。

 

CPUのベンチマークスコア

シングルコアのスコア

A11@2.74GHzのシングルコアのベンチマークスコアは4500で、A10(iPhone 7/iPhone 7 Plusに搭載のA10 Fusionチップ)より30%向上(iPhone 7は3380)し、IPCは10%向上している。この成績は、ここ最近市場に出たばかりのAndroidのフラッグシップモデルのSoC、クアルコム(Qualcomm)835の2.25倍で、iPhoneのシングルコア性能の優勢は更に拡大するもよう。Androidユーザとしては今年後半にリリース予定のKirin 970での巻き返しが期待されるところだろう。

マルチコア(クアッドコア)のスコア

A11チップはクアッドコア(4コア)と識別されていて、A10 Fusionチップのような仮想クアッドコアとは異なる。つまりA11チップは4つのコアが同時に動くため、それによってA11チップはマルチライン処理が可能となり、8900とA10 Fusionの5400に比べ50%伸びている。恐らくライバルのAndroidに搭載される8コアや10コアのチップも、これまでと同じようにマルチラインを増やすことでiPhoneを打ち負かすようなことは難しいだろう。

CPUメモリキャッシュ

L1キャッシュは128KBに増強され、L1キャッシュが増加されるという大改革と、iOS 11によって32bitアプリがサポートされないとなれば、A11チップはまさにアーキテクチャの世代交代が起こるということだ。Aシリーズチップは現在のA10 Fusionチップまで、A7チップ時代のアーキテクチャを少しずつ修正しつつひきずっている状態だ。世代交代には様々な犠牲、つまり過去の遺産との決別(今回の場合は32bitアプリの切り捨て)が必要だが、Appleはそれを少しずつ進めてきた。今こそその時期なのかもしれない。

 

ロジックボード(メイン基板)

型番S58APとなっているのは、2枚重ねのSLPというタイプの基板を使っているからで、また型番の一文字目は従来のDからSに変更になっている。

 

どうやらフェイクであることは確定らしい

Macお宝鑑定団のdanbo氏や、最近iPhone 8のものとされる内部構造などのリーク情報を出しているTwitterユーザBenjamin Geskin氏は、この画像についてデータを改変した偽物としているため、どうやらこれはフェイクのようだ。

 

とはいえ、

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