発売日はいつ?Apple Watch 2、TPKがタッチパネルの製造に苦戦か

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最近、第二世代のApple Watch【Apple Watch 2】の発表時期が決定したという噂が流れた。そしてその時期とは今年の9月〜10月だというのである。現行の初代Apple Watchが2014年9月に発表されたことから、第二世代も次世代iPhone【iPhone 7(仮称)】の発表と同時に行われる可能性もあるため、ある程度信憑性はあるといえるだろう。

そしてもしその時期に発表だけではなく製品がリリースされるのであれば、既にApple Watch 2は量産段階に入っていなくてはならない。ただこの次世代製品の製造は思ったより順調にいっていないようだ

Apple-Watch_2

台湾のサプライチェーンからの情報によると、AppleがApple Watch 2のタッチパネルディスプレイの品質要求を引き上げたことから、タッチパネルの良品率が低い状態になっているという。最大の影響を受けているのはApple Watchの最大のタッチパネルのサプライヤーである台湾のTPK(宸鴻科技)で、同社はより多くの人手を割いて第二世代Apple Watchのディスプレイの供給をする予定だという。なお、Apple Watch 2は現行の初代Apple Watchよりもより薄いデザインになるという情報も出たばかりだ。

TPKをはじめとしたサプライヤーは、Apple Watch 2の部品の受注によってその営業収入を増やそうと考えてきた。タッチパネルメーカーの大手として、TPKは今年のタッチパネルの状況は楽観できないとしながらも、後半には新しいスマートフォンやタブレット、ウェアラブルデバイスがリリースされることで、同社のQ3とQ4の営業収入は上昇するという予測を出していた。

そのウェアラブルデバイスがApple Watch 2ということであれば、TPKの営業収入はあがるだろうが、歩留まりが悪い場合は利益率を圧迫し、その株価にはいい影響はないかもしれない。もし不良率が高いという理由でディスプレイが供給されないようだと、Apple Watch 2の販売は噂の9月〜10月より延びることになる。

記事は以上。

(記事情報元:WeiPhone

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