アメリカ東部時間1月6日午後、フロリダ州フォートローダーデールのハリウッド空港で、5人が死亡する銃撃テロ事件が発生した。このことは全世界でもトップニュースになったので覚えている方も多いだろう。
CNNの報道によると、その事件のさなかにアメリカ人のSteve Frappierさんは現場にいたが、何とかその銃弾があたるのから免れたという。なぜなら、犯人が撃った銃弾は彼の持っていたMacBook Proに当たり、そこで止まったからだった。
生存者であり、目撃者でもあるFrappierさんはCNNの電話取材に対し、銃撃テロが発生した時、彼は空港内でリュックを背負っていたが、背後から突然銃を撃たれ、銃弾が当たったため彼は倒れたと語った。しかし実は銃弾はリュックの中のMacBook Proに当たって止まっていたのだった。もしMacBook Proがなければ、その結果はとても想像したくないものだったに違いない。
上記のCNNの写真の通り、FrappierさんのMacBook Proには銃弾が入り込み、ディスプレイ・アルミ一体型ボディ、そしてバッテリーも損傷を受けていたという。
その後Frappierさんは9mm銃弾の入ったMacBook Proを、事件解決のためにFBIに提出した。犯人の銃弾入手経由などを調べる手助けになるだろう。
画蛇添足 One more thing…
テック製品が銃弾を防いで命が助かった、というニュースは時々流れるが、これは本当に不幸中の幸いで、当然のことながらスマートフォンやタブレット、ノートパソコンを防具としてみなすことはできない。
多くの人は知っているはずだ。。Appleの新製品が登場するたびに、ありとあらゆる虐待実験が行われてYoutubeなどにアップされるが、そのうち銃弾で行われる実験では一般的にはどんなApple製品も弱いことを(当たり前だが、防弾仕様ではない。。)。
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