Apple創業者ウォズ、ここ数年のクックCEOをべた褒め

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ここ数年のAppleのティム・クック(Tim Cook)CEOの仕事ぶりはどう評価されるべきだろうか?

Appleの共同創業者の一人、スティーブ・ウォズニアック(Steve Wozniak、Woz、以下ウォズ)は自分なりの考えがあるようで、ウォズはクックがCEOになってから5年、大変素晴らしい働きをしていると評価しているようだ。

ジョブズがいないAppleは、多くの人が予想したような”もう終わった”状態ではない

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ウォズはシンガポールで行われたPaypal FinTech Xchange 2016にて、「私は最近のAppleの発展の仕方がとても好きだ。ジョブズが私たちの世界を離れた時、多くの人が、”Oh no、Appleは最もキーとなる力を失ってしまって、イノベーションなどできなくなるだろう、Appleはもう終わりだ”と言っていた。当時私は、”私はどんな評価もしない、数年後また見てみればいい”と言っていたんだ」と語っている。

 

ウォズは【FBIとの戦い】、ユーザのプライバシー重視のポリシーを高く評価

ウォズはクックのここ数年の仕事ぶりが非常に深い印象に残っているといい、特に今年のFBIとの戦いにおいて、クックとAppleは完璧な対応をしたと評価している。

「私はクックが私たちのプライバシー保護についての努力に敬意を表したい。個人のプライバシーは非常に重要だからね」とウォズは言う。「Appleはこれまでもずっとユーザを愛していた。Appleは私たちに新しいテクノロジーと新しいソフトウェアをもたらすけども、Appleは私たちユーザにそれらに強制的に慣れさせようとはせず、私たちにそれらのテクノロジーやソフトウェアがどのように働いているのかをよりよく理解できるようにしている。私はこのようなクックの立場にとても賛同している」

 

クック自身の包容力と人材マネジメントも評価

それ以外にも、ウォズはクック自身の包容力と人材マネジメントポリシーについても絶賛している。「クックは常にこう言っている。誰もが違う文化や人種に対して開放的な態度であるべきだと。そして他人がどんな性別でどんな背景があろうと、公平に誰彼の区別なく付き合うべきだと。」

 

孤独なCEOも、今は味方が沢山いるのかも

クックはかつて、AppleのCEOになるということは非常に孤独なことだと語っていた。しかし今では少なくない人達が現在のクックの仕事ぶりとAppleを統率するリーダーシップを支持している。

クックはAppleの未来に自信を持っているが、多くの人もクックに対して以前よりもより信頼を寄せているのではないだろうか。そしてもちろんその信頼は業績や株価、そしてうなるような国家予算並みの現金保有高に現れているといえるだろう。

記事は以上。

(記事情報元:AppleWorld.Today

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