ウォズ、人工知能が人類をペット化すると予言

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Steve Wozniak

Appleの共同創業者の一人、スティーブ・ウォズニアック(Steve Wozniak、Woz、以下ウォズ)は、将来人工知能がこの世界の次の担い手となると確信しているようだが、しかしそれが人類にとって吉と出るか強化出るかについては判断が難しいとも考えているようだ。

今年3月のインタビューの中で、ウォズは人工知能が人類の発展を超え、遥かに人類よりも先に進むことを予測した。今週水曜日の米国オースティンで行われた2015年FTF技術ディスカッションの中で、ウォズは人工知能がますます賢くなり、人類をペットのように扱い出すかもしれないと発言している。

「人工知能は我々よりも賢くなるだろう。もし彼らが人類より間違いなく賢くなったら、彼らは実は人類が彼らにとって必要な存在だということを意識するだろう」

ウォズは人工知能が全世界の次の担い手となると予測しており、そのことはIoTによって実現するという。ただ、このような人工知能は人類を「創造主」ととらえるだけの知性を持ち合わせているだろうとし、それが彼らにとって人類を残しておく或いは人類を助けるだけの理由たり得ると考えているようだ。

「私はIoTに依存したいと考えている。IoTが多くの問題を解決してくれるので、私は思索に時間を使わなくてもよくなる。もし彼らが人類の主要な地位の代わりになってしまったら、それは当然驚くべき事だ。しかし我々はこうも考えることができる。家の中で、まるでペットのように人工知能に世話を受ける、という風にね」ウォズはこのように自分の独自の視点を付け加えた。

ウォズは、このような考えに至ったのは、自分のペットの犬にエサを与えるときに、決まったドッグフードだけではなく多くの面白い食べ物、例えば牛のフィレステーキや鶏肉などを与えるようになったからだという。「他の人類もみな牛のフィレステーキや鶏肉を食べている。これはペットの犬が食べているものと全然違わないと思う」

このディスカッションでの発言で、ウォズは更に他の観点も発言している。例えば初期のApple(アップルコンピュータ)のことや、ブロードバンドネットワークのイノベーションのことなどだ。その中でも、特に着目すべきは彼がApple Watchと無人運転車に関することだった。

Apple Watchを軽く見た後、ウォズは既に自分用に1つApple Watchを予約したが、なんとまだ手に入っていないという。更に面白いのは、彼はApple Watch Edition(ゴールドモデル)が正にお値段通りの価値があると考えてることだ。

「あなたがApple Watch Editionを購入したとき、きっとあなたはそれが純金であることだけを気にするわけではないと思う。Apple Watch Editionを買うには10,000ドルかかるし、もしもっといいバンドをつけようと思ったら17,000ドルもする。殆どゴールドのロレックス(Rolex)と一緒の値段だ。それを買ったときには、あなたはその時計の性能がどうかとかはもはや気にしていないでしょう」

無人運転技術については、ウォズはAppleは参加すべきだと考えているようだ。

「もしあなたが人に車を運転させなかったら、交通事故は大きく減るだろう。私はある一定の範囲内では人が運転することを禁じるような法律の規定がいつかできることを信じている」

画蛇添足 One more thing…

さすがウォズ、ちょっと極端だが面白いことを考えていると思う。人工知能にペットとして飼われる人類。。お世話をしてもらえるならいいが、利用されるだけだったらちょっと悲しい気もするが、それでも人類を創造主ととらえて世話してくれる、というように楽観的に考えているその言葉の節々に、ウォズの素晴らしい人柄がにじみ出ているような気がする。

記事は以上。

(記事情報元:Mashable

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