また大型海賊版App Storeが暴露、vShareに要注意!

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AppleのiPhoneやiPadなどのiOSデバイスは、Apple公式のApp Store以外では脱獄しなければ基本的に外部のアプリをインストールすることはできない。そんなわけで有料アプリも守られ、Appleのエコシステムは健全に回っているのだといえる。またそれによってユーザのセキュリティも守られている(XcodeGhostに感染したアプリが出回るなど完璧ではないが)。

しかし、何らかの方法でクラックされた海賊版アプリはインストールできてしまうことがある。そして、そんな海賊版アプリばかりが集まったサイトがあったとしたら。。米国のCNNが本日、大型の海賊版App Storeについて明らかにした。

vShare_unsafe

既にご存じの方も多いかもしれないが、その海賊版App Storeの名前は【vShare】という。セキュリティ機構のProofpointの研究者が発見したところによれば、vShareは既に4年も正常に運用されている海賊版App Storeプラットフォームで、ダウンロードできるアプリは通常は有料でも全て無料になっていて、Appleもこれをどうにもできないという。

しかし脱獄をしないと、Appleの認証を受けていないアプリはiOSのセキュリティに阻まれて起動することはおろかインストールさえできないはずだ。しかしこのvShareはそれさえもクリアしているという。そのからくりとは。。?

多くの人は、一部の特殊なアプリは公式版のApp Storeに載らないことを知っている。例えば、企業に自社の従業員向けのアプリの開発を許可していない。毎年299ドルを払って開発者(デベロッパ)になり、エンタープライズプロジェクトに入る必要がある。これらの企業内部用アプリは当然ながら特定の企業内部だけで使われるため、App Storeには掲載されることはない。App Storeの審査は経ていないが、既にデベロッパアカウントでお金を払っているため、Appleのサーバはこれらのアプリに認証を与えるのだ。

前出のセキュリティ研究者によれば、vShareはこの”企業認証”の仕組みを使って海賊版に道を開いているのだという。簡単にいえば、このvShareは一定の手段を使ってAppleの企業認証を取得しているため、特に何もクラックすることなく通常のApp Storeのように海賊版App Storeプラットフォームが運営できてしまうのだ。情報によれば、vShareは海賊版プラットフォームだがその人気はずっと高く、いくつかのアプリが獲得した”いいね”数は100万回を超えているという。

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※当ブログでは海賊版の使用をお勧めしていないので、インストールの手順などは説明せず上記の紹介にとどめておく。その界隈では相当有名なところなので、今更感が拭えないが、一応。。なお、海賊版アプリには当然リスクがつきものなので、もし利用する際には完全自己責任で!

記事は以上。

(記事情報元:WeiPhone

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